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グラフィックスアップデートでキャラもフィールドも大進化!『FF14』拡張パッケージ「黄金のレガシー」最新情報【第80回PLLひとまとめ】

Game*Spark

スクウェア・エニックスは4月13日、『ファイナルファンタジー XIV』の新情報を紹介する「第80回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」を「第9回 14時間生放送」内で実施しました。

発売日も発表され、リリースまで数ヶ月となった拡張パッケージ「黄金のレガシー」。多くのプレイヤーが注目を寄せる「グラフィックスアップデート」やさらに遊びやすくするための機能改善など、最新情報が公開された今回のPLLをひとまとめにしてお届けします!

「黄金のレガシー」ベンチマークが4月14日公開!スコア計測やキャラクリも体験可能
PLLは、拡張パッケージ前おなじみのベンチマーク用トレイラーからスタート。グラフィックアップデートによって生まれ変わったキャラクターのグラフィックやフィールドの景色はもちろんのこと、ジョブのアクションや装備にも注目です。

「黄金のレガシー」用ベンチマークは4月14日16時頃公開ということで、PCのパフォーマンススコアの計測や、「ロスガル女性」をはじめとしたキャラクタークリエイトも可能になっています。これまでのベンチマークではゲーム本編のキャラクターデータを読み込むこともできたので、一足先にアップデートされた「自キャラ」の姿を眺めることができるかもしれません。

さらに6月28日からは早期アクセスが開始されるなど、製品情報のおさらいも。予約購入をすることで一足先に「黄金のレガシー」をプレイできるようになるほか、ジョブの育成に役立つ「アーゼマイヤリング」やミニオンの「ジタン」が特典として入手可能です。

テクスチャや質感が圧倒的に進化!「グラフィックスアップデート」最新情報
PLLではおなじみ、「ゆっくり直樹(吉田直樹氏、画像左)」と「ゾディーデリン・ムロウチ(室内俊夫氏、画像右)」の二人組が登場。両名ともに、スクウェア・エニックスのとっても偉い人です。今回のPLLでは実機の映像や比較を交えつつ、「黄金のレガシー」で行われる「グラフィックスアップデート」の最新情報が公開されました。

これまでのPLLなどでもキャラクターや装備についてのアップデート情報や経過報告などが公開されていましたが、今回は各デザイナー班にヒアリングして「ここを見せたい!」というポイントをピックアップしたとのことです。

まず最初に公開されたのは「エルピス」エリアの風景。現行のグラフィックと7.0(黄金)のものを比較してみると、草の密度やグラフィック、後ろの岩のテクスチャなどその差は一目瞭然。現在のフィールドではカメラを近づけると草や花の「ギザギザ感」がどうしても目に入ってしまいますが、アップデート後ではカメラを近づけても気にならないグラフィックとなっています。

そのほかにも髪の毛のテクスチャや髪の流れがより鮮明でリアルになったほか、草の揺れ方にも変化が。植物が気候の影響を受けるようになり、風が強い日には草花が大きく揺れるよう設計されているそうです。

続いて紹介されたのはマウントの「動き」について。従来のマウントの動きにくわえ、左右に旋回する際に身体の傾きが追加されました。多くのマウントに「軸の動き」が追加され、より滑らかなモーションに。これまでのマウントの動きでも違和感はありませんでしたが、こういった動きが追加されると「確かに……」と納得感を覚えますね。

次にフォーカスされたのはフィールドの地面で、こちらも石畳や苔のテクスチャ解像度が大幅に上昇しているのがわかります。設置されているエーテライトの透明感や、周りの金属のメタリックな質感にも注目で、クリスタル用のシェーダーも改めて作成され、光がクリスタルの中で乱反射するような表現が施されているとのこと。

キャラクターが水に濡れたときの表現もアップデートがなされ、リアルでつややかな肌の質感を見ることができるほか、素材によって濡れ方も異なるというこだわりも見られます。今回のパンテオン装備では布が使われて、“繊維っぽさ”が表現されるように。

一方で装備アイテムについては、あまりにもアイテム数が莫大であることや、各種族のサイズに合わせた調整が必要であるため、アップデートに対応しているものと、そうでないものが混在しているとのこと。残りの装備については、パッチ7.1以降順次アップデート対応していくようです。

また、プレイヤーからの要望が多かった、キャラクターの手や足の指についてもポリゴン数を増やすなどの対応がなされています。

フィールドや装備に続いて紹介されたのは、ダンジョン内の景観。他のフィールド同様に石畳がきめ細やかになっているほか、瓦礫のひとつひとつにも存在感を感じられます。雨に濡れた地面の質感だけでなく、「雨水によって環境が鏡面のように反射しているところ」まで再現しているというこだわりっぷり。

今回の例に挙げられた「アムダプール市街」のように、サブクエストで訪れることになる過去のコンテンツなどもアップデートの恩恵を受けており、これまでにもコツコツとフィールドの改修作業が進められてきたことが吉田氏によって語られています。

場所を移して紹介されたのは、鮮やかな花畑のある妖精郷イル・メグ。先ほど紹介された草と同様に、花の密度や鮮やかさに大きな差が出ています。普段プレイしている時は「花がいっぱいある!」と感じているようなフィールドでも、こうして比較してみると物足りなさを感じてしまうほど。

<cms-pagelink data-text="次ページ:「DLSS」など新グラフィック設定や、その他機能面の強化も!" data-page="2" data-class="center"></cms-pagelink>

「アンチエイリアス」や「ソフトシャドウ」など新しい設定項目も
さらにグラフィック設定にも項目や選択肢が追加され、オブジェクトの「ギザギザ感」を軽減するアンチエイリアス設定では新たに「TSCMAA」「TSCMAA + Jittering Camera」というパラメータが追加され、遠くのオブジェクトや移動中のちらつきを大幅に軽減しているほか、この設定によって画面酔いを低減するような効果もあるとのことです。

実際のちらつきの比較は配信の該当部分(2:23:12)をあわせてご確認ください。

影の表現にも設定が追加され、「ソフトシャドウ」という項目で強弱を選択することで、影がぼんやりと見えるようになります。ソフトシャドウではオブジェクトと地面からの距離をシミュレートし、近いものはくっきりと、遠いものはぼんやりとした影ができるというリアルな表現を可能にしています。

一方でソフトシャドウ設定の処理は重く、設定を変更できるのはPC(Windows版/Mac版)のみとなっているようです。PS5では、チューニングされた「最高」設定になるとのこと。

また解像度設定のなかにはアップスケール項目が追加され、「NVIDIA DLSS」と「AMD FSR」の超解像度技術にも対応。初期設定では「FSR」が適用されていますが、「DLSS」対応のグラフィックボードを利用している場合は設定を変更するのがおすすめとのことです。

また、フレームレートが低下した際に自動的に解像度を変更してフレームレートを維持する「ダイナミックレゾリューション」も用意されており、前述のアップスケール設定と組み合わせることで、フレームレートを維持しつつ解像度もそのままにプレイすることが可能となっています。

そのほかにも、海では波のうねりを表現できるようになったほか、フィールドにいるNPCなどでは、「サッカード」と呼ばれる瞳の動きの処理を追加するなど、より世界がリアルでいきいきとしたものになるような、細やかな調整や追加も施されています。

吉Pお気に入りのスポットであるトライヨラでは鮮やかな青空のほか、透き通るような青い海、活気のある町並みや豊かな自然を一望する場面も。特にぼんやりとライトアップされた夜景が綺麗で、これまでの町並みとは異なった異国情緒あふれるものに。

これほどまでのグラフィック性能の向上で、気になるのはPS4やXbox One/Xbox Series Sといったコンソールでのパフォーマンス。これらのプラットフォームでもグラフィックスアップデートは基本的に適用されていますが、一部設定が強制的にオンになっているなど、負荷軽減のためチューニングが行われている部分もあるとのこと。

「ブラックリスト」機能の強化など、コミュニケーションのトラブルに対処
グラフィック関連の次に紹介されたのは、「ブラックリスト」機能などプレイヤー間でのコミュニケーションに関する機能の強化。ブラックリストに登録したプレイヤーはこれまでの「チャットの非表示」に加え、プレイヤーの姿が表示されなくなります。さらに該当のキャラクターだけでなく、そのプレイヤーのアカウントに属するすべてのキャラクターに設定が適用され、同様に非表示となります。

なおコンテンツ内など、キャラクターの姿が確認できないと支障をきたす場合にはキャラクターが表示されますが、プレイヤーネームを目にしないよう「Unknown」表記になるなど細かな配慮も。

また、「ブラックリストに登録しているプレイヤーとマッチングしないようにする」という設定についてはマッチングシステムの仕様上、実装が難しいとの補足もなされています。

そのほかにも、対象キャラクターのチャットを非表示とする従来までの「ブラックリスト」機能に相当する「ミュートリスト機能」や、特定のワードを非表示にする「ワードフィルター機能」なども追加されます。

また、ハウジングに入ってきたユーザーをキックし、一定期間アクセスできなくする「ハウス追い出し機能」も追加され、ユーザーが主催するイベントで「荒らし」など迷惑行為があった際にも対処できるようになりました。

PLL後半では復刻イベント情報や驚きの統計データも!?
配信の後半戦では「黄金のレガシー」リリースまでのスケジュールが公開され、過去に開催された『妖怪ウォッチ』コラボや『ドラクエX』コラボといったイベントが復刻開催されるほか、「モグコレ」や「ゴールドソーサーフェスティバル」といったイベントも開催されます。PLLもあと2回配信予定で、ジョブの特集などさらなる追加情報にも期待です。

また、「光の戦士たちと見るFFXIVの世界」と題されたコーナーでは10周年これまでのさまざまな統計データが発表され、300を超えるバトルコンテンツや1,500曲以上、4,917分にもおよぶBGMの時間、アメリカのケチャップ年間消費量より多いという「冒険者が飲みまくった薬品の総量」など、興味深いデータが多数公開されていました。


今回は「第80回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」で発表された情報をまとめてお届けしてきました。グラフィックスアップデートではこれまで発表されてきた情報にくわえ、フィールドのオブジェクトや草花、テクスチャなどにも大幅な進化が見られ、現行のものと比較してみると「もはや別ゲー!」と感じれるほどのものでした。

14日からはベンチマークも配信され、さらに今後もジョブアクションなど「黄金のレガシー」の新情報が続々と公開されていくので、目が離せません!


『ファイナルファンタジーXIV 』の拡張パッケージ「黄金のレガシー」は7月2日発売予定です。今回の配信はこちらから視聴できます。


 
   

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