恋人や事務所の後ろに隠れる「卑怯な男」と呼ばれ…“疑惑”に沈黙を守り続けるリュ・ジュンヨルは罪か

俳優のリュ・ジュンヨルが所属事務所の後ろに隠れて逃げているとの批判を浴びている。
しかし、そもそもリュ・ジュンヨルに釈明や立場を要求するのは正しいのだろうか。
しかも彼に問う適切な場でもなく、リュ・ジュンヨルが主人公でもない場で返事を要求し、答えないからと非難するのは、フェアではないとの見方が出ている。
ゴルフイベントで無回答、批判すべき？ 先立ってリュ・ジュンヨルは4月10日（現地時間）、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに設けられた「パー3コース」で開かれたイベント大会「パー3コンテスト」に、キム・ジュヒョン選手の一日キャディとして出場した。
「パー3コンテスト」はマスターズ開幕前日に開かれるイベントで、大会参加選手が家族や恋人、友人にキャディを任せて楽しい時間を過ごす。このイベントの優勝者が本大会で優勝をしたことがないジンクスがあるため、参加しなかったり、参加しても故意に失格になったりもする舞台だ。
そこにリュ・ジュンヨルは、キム・ジュヒョン選手のキャディとして出場。同じ教会に通って親しくなった縁で知られた2人だ。リュ・ジュンヨルは、イ・スンチョルやペ・ヨンジュンに続き、「パー3コンテンスト」のキャディになった3人目の韓国芸能人となった。
リュ・ジュンヨルはキム・ジュヒョン選手の代わりに9番ホールでティーショットを打って「ワンオン」すると、セレモニーを見せたりもした。キャディから友人まで役割を十分に果たしたリュ・ジュンヨルだった。
問題はその後だ。
リュ・ジュンヨルは、キャディ参加の感想を尋ねる質問に「今の状況では言葉を慎みたい」とし、「必要であれば所属事務所に聞いて書面で答えることもできる」とだけ述べた。
彼はできる限り言葉を慎み、その場の主人公たちにスポットライトが当たるように努めた。自分の言葉で、主人公になるべき選手たちを追いやる可能性があったため、慎重だったわけだ。
だからといって回答を避けたわけでもない。感想が必要な場合、所属事務所を通じて答えることもできると伝え、自分の役割を果たした。だが、そんな態度について、リュ・ジュンヨルが再び所属事務所の後ろに隠れたと指摘する声が上がった。
熱愛・破局、グリーンウォッシュ疑惑まで この日だけでなく、最近はリュ・ジュンヨルがいるだけで彼に異常な注目が集まっている。
彼は最近、女優ハン・ソヒとの熱愛を認めるも、すぐに破局しており、ハン・ソヒほど積極的に“乗り換え恋愛疑惑”の解明もしなかった。
さらに、リュ・ジュンヨルは国際環境NGOグリーンピースの広報大使として活動しているが、ゴルフ好きという矛盾から「グリーンウォッシュ」（うわべだけ環境保護に熱心に見せること）ではないかとの疑惑に包まれたりもした。
とはいえ、私生活と関連した質問にリュ・ジュンヨルが口を開き、釈明して立場を明らかにしなければならない義務があるというわけではないだろう。
リュ・ジュンヨルはハン・ソヒとの熱愛・破局と関連しては、所属事務所を通じて決別時期と熱愛時期を明らかにした経緯がある。
またグリーンウォッシュ疑惑と関連した議論についても、一言の影響力を知っているだけに慎重にならざるをえない状況だ。彼を広報大使に任命したグリーンピース側もこれといった立場を伝えていないため、リュ・ジュンヨルが先に口を開くことが難しい。
何よりも、リュ・ジュンヨルの考えを聞くべき場が近く用意されるといえる。彼はNetflixの新しいドラマ『The 8 Show ～極限のマネーショー～』の公式スケジュールに参加すると予告した。同作は来る5月17日に配信予定だ。
本業と関連したイシューであり、マイクを持って自身の考えを伝えられる席であるだけに、その場ではリュ・ジュンヨルが作品の“害”になりうる、自身をめぐる一連の議論について口を開く可能性がある。
そのときを静かに待ってみたい。
（記事提供＝OSEN）
◇リュ・ジュンヨル プロフィール
1986年9月25日生まれ。2014年に短編映画『ソーシャル・フォビア』でデビュー。人気ドラマ『恋のスケッチ～応答せよ1998～』でキム・ジョンファン役を熱演し、一躍注目を浴びた。その後も映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ザ・キング』『金の亡者たち』などに出演。2017年には『恋のスケッチ』で共演したGirl's day・ヘリとの交際を認め、大きな話題を呼んだが、2023年11月13日に「破局した」と報告。また2024年3月には女優ハン・ソヒとの熱愛を認めるも、2週間でスピード破局した。