‘22年6月に記者会見で報道陣から今後の目標を聞かれ、「地方の日の当たらないところにいるボクシングの才能のある子を一人でも見つけだして、世にだしてあげたい。これを死ぬまでやり続けたい」と意気込んでいた山根さん。
その思いは引き継がれているようだ。現在はテコンドー協会の事務局長を務めている前出の江畑はしのぶ会でこのように語っていた。
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「10年後は無理でも20年後ぐらいには全日本協会の会長になって、山根会長のように、心おれそうな選手はげましてあげれるような指導者、会長になるのが夢です」
しのぶ会の最後には、集まった約200人から追悼の10カウントゴングで見送られた“男・山根”。天国から活躍を見守り続けていくことだろう。