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元保護猫の“御尊顔”にほっこり キャットタワーの頂上でじっと見つめていたものとは?

ねこのきもち WEB MAGAZINE

「ヨガをしていて上を向いたときに、こえだくんの御尊顔」
そんなコメントが添えられた写真には、キャットタワーの頂上にあるベッドの中から顔を覗かせるX(旧Twitter)ユーザー@AG4K4Z6D6Wr9ag9さんの愛猫で3歳10カ月の「こえだ」くんが写っています。

このとき、飼い主さんは和室の座敷でヨガをしていました。しばらくして、視線を感じた飼い主さんが上を向くと、いつのまにかキャットタワーに上り、こちらをじっと見つめるこえだくんの姿が。どうやら、飼い主さんがヨガをしている様子をずっと見守っていたようです。

飼い主さん:
「床でうごめいている私のことを心配して見ていたのかもしれません。寒い時期は、このキャットタワーに上ることはあまり無いのですが、このときはヨガをしている間、ストーブをつけていたため、天井近くが暖かく居心地が良かったのではないかと思います」

飼い主さんは、こえだくんの姿が仏様のように見えたことから、“御尊顔”と表現したそう。この後、15分ほど、飼い主さんがヨガをしている様子を眺めていたこえだくん。飼い主さんは、飽きずに見守っていたこえだくんのことを「えらいな」と思ったそうですよ。

飼い主さん:
「ヨガを終えると、こえだもキャットタワーから下りて、ぐーんと背伸びをしていました。こえだもつられてヨガをしたのでしょうか? まさにヨガの“猫のポーズ”そのものでした」

飼い主さんのおうちでのびのび暮らすこえだくんと京くん


こえだくんと飼い主さんが出会ったのは、出先で猫の飼い主さんを募集している写真付きの貼り紙を目にしたことがきっかけ。その写真が強く印象に残り、考えた末に、お迎えすることを決めました。素敵なお名前は、こえだくんをおうちに連れてきたとき、そばにあったお菓子の名前を拝借したそうです。

こえだくんは、おっとりとしたのんびり屋さん。飼い主さんのことが大好きで、朝、飼い主さんが起きたときや、外出先から帰宅したとき、とても喜んでくれるそうです。

飼い主さん:
「朝は、私が『ターッチ!』と言いながら手をかざし、こえだが、おでこをスリスリするのがルーティンになっています」

こえだくんをお迎えしたあと、キジ白ねこの男の子で2歳10カ月の「京」くんも家族に加わりました。2匹は、とても仲良し。お互いに毛づくろいをし合うこともあります。こえだくんと京くんは、血の繋がりは無いものの、本当の兄弟のように強い絆で結ばれているようです。

飼い主さん:
「猫とともに暮らすことで、心に余裕ができて、自然と許す心をもてるようになりました。イタズラをすることも多々ありますが、それも含めてとても愛おしく思います。また、体を寄せてくれるときなどに見返りを求めない愛情を感じることも。私も同じように愛情を返したくなります」

こえだくんと京くんと暮らすようになって、「家の中がとてもにぎやかになりました」と語る飼い主さん。これからも、家族みんなで素敵な思い出をたくさん作っていくことでしょう。

写真提供・取材協力/@AG4K4Z6D6Wr9ag9さん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/佐東みかん
 
   

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