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浜野謙太、『ソウルフル・ワールド』劇場公開に喜び 「大音量で楽しんでもらえるのが嬉しい」

Real Sound

『ソウルフル・ワールド』前夜祭イベントに登壇した浜野謙太

 映画『ソウルフル・ワールド』の前夜祭イベントが4月11日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主人公ジョーの日本版声優を務めた浜野謙太が登壇した。

参考:『インサイド・ヘッド』『ソウルフル・ワールド』 ピート・ドクターのアイデアの原点とは?

 第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』の続編『イ ンサイド・ヘッド2』が8月1日より全国公開されることを記念して、劇場未公開だった『私ときどきレッサーパンダ』『あの夏のルカ』『ソウルフル・ワールド』のディズニー&ピクサー3作品がスクリーンに初登場した。

 『ソウルフル・ワールド』は、これまで『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、『インサイド・ヘッド』などを手がけ、現在はピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてピクサー作品を世に送り出しているピート・ドクターの監督作。第93回アカデミー賞では長編アニメーション賞と作曲賞を受賞した。

 生まれる前の魂<ソウル>の世界を舞台に描く本作では、“夢を叶えたい”音楽教師のジョーと“やりたいことがない”ソウルの女の子22番が奇跡の大冒険を繰り広げる中で、自分だけの“人生のきらめき”を見つけていく感動の物語が描かれる。

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 ジョーの日本版声優を務めた浜野が作品に登場するキャラクターのソウルをイメージした青色のジャケットを身に着けて登壇すると、会場に駆け付けた大勢のファンは大きな盛り上がりを見せた。

 ついにこの春、本作が劇場公開されることについて、浜野は「4年前に役が決まって感動し、声を吹き込んで作品を観てまた感動したんです。当時はコロナ禍で配信になってしまいましたが、音楽も素晴らしくて面白い作品なので、大画面で大音量で4年越しにこうして皆さんに劇場公開を届けられるのが嬉しいです。今日、相方の川栄(李奈)さんを連れてこれなかったのが残念です……!」と、22番を演じた川栄李奈を思いつつ、喜びの気持ちを語った。

 そんな浜野が声を担当したのは、ニューヨークで暮らしプロのジャズ・ピアニストになる“夢”を追い続ける音楽教師のジョー。浜野はアフレコした当時を振り返り、「ジョーの本国の声優さんのジェイミー・フォックスさんの喋りが速くてついていけないんですよ。英語と日本語って、話すスピードって違うじゃないですか。アフレコ中って、持ち帰って練習するとかできないんですよ。だからジェイミーさんの映画を何作か見ました(笑)」と、ジョーを演じる上で意識したポイントと裏話を明かした。

 元SAKEROCKのメンバーで、現在は在日ファンクのボーカル兼リーダーとして活動する浜 野は、日本版声優に決定した時にもジョーとの共通点を語っていたが、そんな浜野は自身の小さい頃の“夢”について「僕の夢は、最初は漫画家でした。夢ってコロコロ変わっていくのか、タイプは人によって分かれるとは思いますけど。絵を描くのが好きで、写実的な、線がいっぱい入ってるような絵が好きだったんです。そんな絵をすごい頑張って練習していて、授業中にも描いてましたね」と、子どもの頃のエピソードを明かした。ミュージシャンとしても俳優としても数々の話題作に携わり活躍の場を広げ続ける浜野が今抱く夢については、「今の夢は細分化してますね。ミュージシャンも俳優もやらせてもらっているので、それぞれに夢があるなと思います。夢は一筋縄では語れないですよね」としみじみ語った。

 本作は浜野が声で演じるジョーが、自分の夢を叶えるチャンスをつかんだその日、フタが閉まっていなかったマンホールに落ちてソウルの世界に迷い込んでしまうところから始まる。“人生のきらめき”を見つけられず何百年もソウルの世界に留まっている“こじらせ”ソウルの22番と出会ったジョーは、ソウルの世界とニューヨークの街を舞台に、お互いが元の生活に戻るための大冒険を繰り広げることになる。そんな本作の中でもとくに心に刺さったシーンについて、浜野は「床屋のシーンです。ジョーがいろんな世界をめぐっていく中で、ジョー自身も変わり始めていることがいつも通っている床屋のシーンでわかるんです。あと、やっぱり演奏シーンですね!(音楽を監修した)ジョン・バティステさんのね! ただ、演奏シーンは僕ひとことも話してない!(笑)」と会場を笑わせつつ、「僕、すごくジョーの気持ちがわかるんですよね。夢とか、自分がなんで生まれてきたかとか、ジョーはわりと身近な言葉で『俺はジャズミュージシャンだ!』とかって言うけど、本当に自分の好きなものやゾーンに入っている時間を、実はおろそかにしてしまいがちな瞬間があるなあと思うので、ジョーの気持ちがよく分かるんです」と、本作を熱くアピールした。

 ピクサー史上最も深い感動作と言われる本作のテーマにちなみ、浜野自身の“人生のきらめき”を問われると、浜野は「ジョーみたいにバシッと決められなくて、2個になっちゃいました…」と、“ライブ”と『サウンド・オ ブ・ミュージック』の2つの“きらめき”を告白。「まずは“ライブ”! バンドで音楽をやっていてライブがあるのもそうですし、俳優という面では本番をやる時の“緊張感”という意味です。それと『サウンド・オブ・ミュージック』。娘と息子がいまして、踊りたいと思ったら踊るし、歌いたいと思ったら歌うんです。僕も一緒に歌う時があるんですけど、妻がピアノを弾いて、僕と子どもたちとで歌ったことがあって。それが僕の中での『サウンド・オブ・ミュージック』状態です(笑)。そうやって、緊張感のある中で歌や踊りに向かうのが“きらめき”なのか、みんなと一緒にひとつのものに向かっていく時が“きらめき”なのか……どっちなんだろうなあと思って。でも 映画を観ると『これだ!』と思うと思います、ぜひ観ながら考えてみてください」と、ミュージシャンとしても俳優としても活躍する浜野ならではの考えを語った。

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