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ビヨンセが全米1位の新アルバム『カウボーイ・カーター』で名曲「ジョリーン」の歌詞を変えてカバーした理由

marie claire

ビヨンセが再解釈した「ジョリーン」の歌詞に隠された意味

彼女は「ジョリーン」の勝手を許さない。

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ビヨンセは、ニューアルバム『カウボーイ・カーター』のトラックリストに収録されている、ドリー・パートンのカントリーの名曲「ジョリーン」のカバー曲で強気に出た。

ビヨンセは(このアルバムの中で)、カントリー音楽界のレジェンド、ドリー・パートン自身による「DOLLY P」という間奏曲の後に、ドリーの名曲「ジョリーン」の再解釈バージョンを発表した。これは「謙虚な妻」が「ジョリーン」に自分の夫に近づかないようにと懇願するオリジナルの歌詞とは違い、「ジョリーン」に私の夫には近づかせないと警告するものだ。

この音楽界のアイコン2人によるコラボレーションは、長い間実現しなかったが、ドリーは何年も前からビヨンセと仕事をしたいと何度も口にしていた。

ここでは、ビヨンセが新バージョンの「ジョリーン」でどのように歌詞を変えたのか、そして彼女自身の人間関係の葛藤を反映しているかもしれない隠された意味について見ていこう。

ビヨンセ版の「ジョリーン」はオリジナルとどう違うのか

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オリジナルの「ジョリーン」のファンなら、「妻」のドリーが、赤毛の魅力的な女性「ジョリーン」に夫を奪わないでと懇願するときの、受け身な口調を覚えているだろう。

「あなたは好きに男性を選べるでしょう。でも私はもう二度と(ほかの人は)愛せない。彼こそが私にとって唯一の人なの。ジョリーン。あなたにこの話をしなくてはと思ったの。私の幸せはあなたにかかっている、あなたがどう動くかによるのよ。ジョリーン」と彼女は歌う。

オリジナルのバージョンでは、「妻」は自分にとっての一大事だと思って、直接「ジョリーン」に、家族をバラバラにしないでほしいと訴えている。

サビではこう続く。「ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン。お願いだから、私の男を取らないで。ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン。お願いだから、自分なら奪えるからというだけで、彼を取らないで」

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一方、ビヨンセのバージョンはその物語をひっくり返す。彼女は、夫から手を引いてくれるように懇願する哀れな女性ではない。それどころか、幸せな結婚生活を送っていて、自分の意見を率直に言える女性であり、その結婚生活を台無しにするなと警告しているのだ。

彼女のサビはこうだ。「ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン。警告するわ。私の男を取りにこないで。ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョリーン。自分にチャンスがあると思っても、やってみようとしないことね」

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