top_line

あなたの語彙力が試される!
無料ゲーム「ワードパズル」で遊ぼう

「しっかりダボも打ちました」 久常涼がマスターズデビュー初日に学んだこと

GDO

「しっかりダボも打ちました」 久常涼がマスターズデビュー初日に学んだこと(C)GDO

◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(11日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555 yd(パー72)

憧れてきた舞台は、想像以上に過酷だった。初出場の久常涼は1バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「78」でホールアウト。練習ラウンドで想定した通りにはゲームを運ばせてもらえなかった。

コロコロと向きを変える風に苦戦しながら、前半を終えて2オーバー。難度の高い11番では、フェアウェイから約200ydの2打目をグリーン左サイドの池に入れてダブルボギー。「自分の所からはすごい左アゲンストに感じていたのに、グリーン上では吹いていなかった」と、ここでもトリッキーな風に惑わされた。

広告の後にも続きます

最終18番は左に出たティショットが木に当たり、大きく跳ねて右の林へ。2打目は出すだけで4オン1パットのボギーとし、6オーバーの暫定85位で初日を終えた。

「なかなか耐えられなかった。反省というか、ちょっと準備不足」と振り返る。練習ラウンドは松山英樹と2日間で18ホールを回ってコースチェック。「ザ・プレーヤーズ選手権」や「バレロテキサスオープン」でも練習ラウンドを一緒に回り、松山のボールポジションを見ながらアプローチ練習の仕方も変わって来た。それでも、時間はいくらあっても足りない。

「うまく傾斜を使おうと思っても、なかなかその位置を使えない。今日もそういう場面が多かった」と試合で実践できない悔しさは、攻略する上での情報量が増えた証でもある。「11番でもしっかりダボを打ちましたけど、12番、13番ではチャンスについた。あしたどうなるかが、楽しみです」。学んだことを生かす機会は、これからまだたくさんある。(ジョージア州オーガスタ/谷口愛純)

 
   

ランキング(スポーツ)

ジャンル