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「このコたちのママになりたい」と思い、迎えた保護猫兄妹。一緒に暮らすなかで見られる「嬉しい変化」に喜びを実感

ねこのきもち WEB MAGAZINE

「保護された子猫たちのことを知って、このコたちのママになりたいと考えるようになっていたんです」と話すのは、Instagramユーザー@sakura2017_823さん。2023年9月、飼い主さんは子猫のもなかくん(取材時、生後8カ月)ときなこちゃん(取材時、生後8カ月)を家族に迎えました。

夏の暑い日に、個人で猫の保護活動をしている人によって保護された、もなかくんときなこちゃん。飼い主さんはその人のInstagramをフォローしていたといい、2匹が無事に保護されたことを知ったのだとか。保護された経緯などを知るなかで、飼い主さんの気持ちが動いたといいます。

飼い主さん:
「保護に至るまでの経過をInstagramの投稿で見ているなかで、私は子猫たちのあまりの可愛さに惹かれてしまい、『このコたちのママになりたい』と考えるようになったんです」

飼い主さんの家には先住猫のさくらくん(取材時6才/ブリティッシュショートヘア)がいるのですが、さくらくんが持病を抱えていることや新しいコを迎えてストレスにならないかなど、飼い主さん家族は猫の多頭飼いをするにあたりたくさん悩んだそう。そして飼い主さん家族は話し合いを重ねて、もなかくんときなこちゃんのお迎えを決意。保護主さんの家に、2匹を迎えに行ったのでした。

最初は警戒した様子を見せていたけれど、一緒に暮らすなかで変化が!

飼い主さん家族の家に迎えられた、もなかくんときなこちゃん。もなかくんは早い段階で甘えてきてくれたそうですが、きなこちゃんは警戒心が強かったといい、触ることなんてもってのほかだったそう。しかし、新しい生活に少しずつ慣れていくうちに、きなこちゃんに嬉しい変化が見られたといいます。

飼い主さん:
「今ではなでられるのが好きで、気持ちよさそうに甘えた表情を見せて“鼻チュン”をしてくれるまでになりました」

最初に警戒した様子を見せていたのは、きなこちゃんだけでなく先住猫のさくらくんもでした。新入りの2匹が家に来てしばらくの間は部屋を分けていたそうですが、2匹をオールフリーにしてからは、さくらくんが威嚇するような姿が見られたそう。
2匹はさくらくんと仲良くしたがっていたため、飼い主さんは3匹のやりとりを注意しながら見守っていました。すると、最近では嬉しい光景が見られるようになったといいます。

飼い主さん:
「最近、ようやく3匹で遊べるようになりました。もなかがさくらの長いしっぽに触りたくて飛びついてしまうのですが、さくらはしっぽを触られるのが大嫌い。さくらが怒ってもなかに威嚇していると、さくらともなかの間をきなこが“ポテポテ”とガニ股歩きで割って入り、まるで『ハイ! もうおしまーい』という感じで仲裁に入るんです。そんな3匹の姿が可愛らしくて、見ていて微笑ましいです」

一緒に暮らすなかで、次第にお互いのことを理解し合うかのような姿が見られている3匹。飼い主さんは「もなかときなこはとても仲が良くいつもくっついて寝ているので、いつかその中にさくらも入って“猫団子”が見られるといいなぁ」との思いを話していました。3匹がどのような関係を築いていくのか、今後もあたたかく見守りたいですね!

写真提供・取材協力/@sakura2017_823さん/Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
 
   

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