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7月にWRC初開催のラトビア、首都リガに設定されるスーパーSSで幕を開ける計画を発表

autosport web

 7月に初開催されるWRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・ラトビア』では、同国の首都であるリガでスーパースペシャルステージ(スーパーSS)の実施が計画されている。  ERCヨーロッパ・ラリー選手権で長年成功を収めてきた同イベントが、WRCの一戦として開催されるのは今回が史上初となる。全13戦で構成されるカレンダーの8戦目に迎えるこの高速グラベル(未舗装路)ラリーイベントは、7月18~21日にスリルとアドレナリンを約束する。  イベント・プロモーターのRAイベントは、7月18日(木)にラトビアの首都にあるビエルニエキ・サーキットにおいて、スリリングな10.8kmのスーパーSSで幕を開けるプランを発表した。さらに、リガの中心部にあるドーム広場にファンゾーンを設け、熱狂する人々が1週間を通じてラリーの雰囲気に浸ることができるよう計画が立てられている。  こうしてリガは、ケニアのナイロビやクロアチアのザグレブと並び、2024年のWRCのコンペティティブ・ステージを開催する首都の仲間入りを果たすこととなる。 「スタートがここリガで行われることを大変誇りに思う」と語るのは、リガ市のヴィルニス・キルスィス市長。 「リガでは今年、そして今後数年にわたって多くのビッグイベントが予定されているが、これはこの夏最大のイベントのひとつになるだろう」 「この夏、ドーム広場には特別なファンゾーンが設けられ、ファンはリガのスペシャルステージを観戦するだけでなく、週末に開催されるWRCラトビア・ラウンドのすべてを追うことができる。私の首都に対する哲学は、このような大規模なイベントが必要だと認識しており、私たちもそのような大規模イベントに取り組んでいる」 「人生を面白くし、ホスピタリティ・サービスを楽しむ観光客を惹きつけるのがこの街の役割であり、それが経済にも貢献している」と同氏は付け加えた。  今季第8戦『テット・ラリー・ラトビア』の詳細なルート情報は今後数週間のうちに明かされることになっているが、サービスパークは沿岸部の都市リエパーヤを拠点とし、トゥクムス、タルシ、クルディガ、ディエンヴィドクルゼメの各地域でステージが行われる予定だ。
 
   

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