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Steamに登録される「悪意のあるソフト」たち―見えないところでうごめき、生まれ、そして消えるストアページ

Game*Spark

毎日無数のゲームやアプリケーションがリリースされる巨大プラットフォーム・Steam。それらの中にはトロイの木馬・個人情報の収集といった、悪質な目的を持ったソフトウェア、もしくは著しいいたずらか、なににせよ「よろしくないソフト」が紛れ込もうとすることも少なくありません。こういった悪意のあるソフトウェアに、Steamはどう対処しているのでしょうか。

悪質な偽装ゲームはストア公開前に警告が飛んでいる
X(旧Twitter)ユーザーのMellow_Online1氏は、Steamの様々なデータを集積する第三者サイトであるSteamDBに1件の不審なゲームが登録されていることを発見しました。2024年4月9日に登録されたそのゲームは『Wolfenstein』を名乗っていますが、ストアページは公開されていません。また、SteamDBのスタッフによる「フェイクアプリだ」という警告コメントも付記されています。Mellow_Online1氏はこのゲームについて、「新たなトロイの木馬がSteamに登場した」と発言しています。

実際のところ、Steamに登録された怪しげなアプリはValveによってリリース前にはその内容を精査され、不審な点があればストアすら公開されることなく闇に葬られているようです。そのうちにはこのような第三者サイトやそのウオッチャーの活動も力となっているのかもしれません。なお、Game*Sparkでも稀に取り上げることがあるように、Steamではリリース後にゲームがストアから消去される可能性すら存在しています。

ValveによるSteamへの登録ゲームのチェックについては、チェック基準の不透明さや、それにより不利益を被るソフトのうち十分にきちんと作られたものが目立ってしまっているという問題はありますが、それはまた別の事情です。


とは言え、一時的にであってもスタッフの監視を潜り抜けて悪意のあるソフトがSteamストアに登場する可能性が今後絶対にないとは言い切れません。あまりに怪しげなソフトにはそもそも手を出さないことも大切かもしれません。


 
   

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