アメリカ、カリフォルニア州の新居に引っ越してきたばかりの一家は、置き配を盗まれるという初の洗礼を受けることになるわけだが、監視カメラが記録していた犯行時の映像があまりにも衝撃的すぎて笑い転げてしまったという。
なんとその犯人は、黒いゴミ袋を身にまとい、ゴミ袋を装って玄関に接近してきたのだ。
置き配された荷物を自身の大きなごみ袋の中に収納し、犯人は立ち去っていった。確かにこれなら顔も体も隠れているから誰がやったのかわからないだろう。実際まだ犯人は捕まっていないという。
大きなごみ袋が自宅に接近、荷物を盗んで去っていく
カリフォルニア州サクラメントにある新居住宅に、2024年1月に引っ越してきたばかりというオマール・ムニョスさん一家は、早くもこの地域から洗礼を受けることとなる。ネット注文して置き配されたに荷物が消えていたのだ。
荷物が配達されたという通知を受け取ったムニョスさんは、玄関を確認したが荷物がないことに気が付いた。そこで監視カメラの記録を確認したところ、黒いごみ袋が荷物を盗み去っていく様子が記録されていたのだ。
3月29日16時頃、白っぽい大き目なサンダルが見え隠れする巨大な黒いゴミ袋が、ムニョスさんの家の玄関に近づいてくる。
置き配された荷物の場所まで到達すると、それを自分が身にまとった黒い大きなごみ袋の中に収納し、そのまま立ち去っていった。
犯人が盗んだものは？
ムニョスさんによると、ゴミ袋に擬態した犯人が盗んだものは、1500円相当のスマホの充電器だったという。金額が高額ではなかったこともあり、ムニョスさんは怒るというよりも、犯人の独創的な犯行の手口にむしろ笑ってしまったという。
実際に監視カメラ映像を見た時は、誰かが自分を笑わすために冗談でやっているんだと思ったそうだ。
アメリカでは、玄関前に注文した荷物を置いていってもらう「置き配」の文化は古くから存在する。だが近年、その荷物を狙った窃盗が後を絶たない。
監視カメラを設置するなどの対策は行われているものの、あまりにも頻発しているので、警察も手が回らないのが現状だ。
実際にムニュスさんの荷物を盗んだ犯人もまだ捕まっていないそうだ。
もしかしたら犯人が同じ手口で別の家を襲う可能性もあるな。
written by parumoAs residents try everything to protect their packages from porch pirates, clever crooks are trying trashy new tactics to steal your stuff. One homeowner capturing a criminal disguised as a trash bag to swipe a delivery. The garbage gimmicks – This morning at 6 from ABC7 pic.twitter.com/gyE0fNIFA1
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) April 4, 2024
