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犬の顔つきは飼い方や生活環境で変わるってホント? 表情が豊かな犬とは

いぬのきもち WEB MAGAZINE

犬と暮らす飼い主さんのなかには、犬にも表情があって、飼い方や生活環境で顔つきが変わると感じている方もいるようです。

そもそも、犬の顔つきが変化するというのは本当なのでしょうか?

「犬の顔つきの変化」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬の顔つきが変わるってホント?

――飼い方や生活環境の変化で、犬の顔つきが変わることがあるというのは本当ですか?

原先生:
「犬の顔つきや表情が変わっていく様子は、実際に診察を行うなかでも感じることがありますよ。

これは、人と同じように犬も緊張や不快感がなくなることで体全体の力が抜けて、顔の表情も柔らかくなるのではないでしょうか」

犬の顔つきが変わる飼い方と生活環境とは

――では、どのような飼い方や生活環境で過ごすと犬の顔つきに変化が出るのでしょうか?

原先生:
「犬の顔つきが豊かな表情になったり寂しい表情になるのは飼い方や生活環境が関係しているといえるでしょう。

たとえば、人と関わる時間が多い犬は表情が豊かになる傾向が多いように思います。普段から人の表情をみる機会が多い犬は表情にもバリエーションが生まれやすいといえますよね。

反対に保護されたばかりの犬や心に傷を負っている犬の場合などでは、あらゆることに対して恐怖や緊張が強く出てしまう影響から表情がとても固くなってしまうといえます」

犬の表情を豊かにさせる接し方とは


――愛犬に穏やかな表情や豊かな表情でいてほしいと思う飼い主さんも多いと思いますが、そのためにできる犬との付き合い方や接し方はありますか?

原先生:
「犬の顔つきや表情を豊かにさせるキーワードはコミュニケーションとリラックスだと思います。

普段から愛犬に対して積極的にコミュニケーションをとってあげるなど、飼い主さんがさまざまな表情をみせてあげてください。

そして、犬が人から学んだ表情を表現しやすいように、リラックスできる環境を整えてあげることで犬の顔つきが変わっていくのではないかと考えます」

人と犬とのコミュニケーションとリラックスできる環境を整えてあげることで、愛犬がさまざまな表情をみせてくれるようになるかもしれませんね。参考にしてください。

(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
 
   

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