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「人生、たまには脱藩。」 高知県さん、観光客にとんでもない行為を勧めていた→その意図は?

Jタウンネット

高知県のキャッチコピーがあまりにもパワーワードすぎて、X上で話題になっている。

「人生、たまには脱藩」

である。強すぎるだろ……。

この写真は、Xユーザーの幣束(@goshuinchou)さんが2024年3月26日に投稿した1枚。

やはり、土佐藩を脱藩した幕末の志士・坂本龍馬にちなんでいるのだろう。当時はかなりの重罪だった「脱藩」をフランクに誘ってくるコピーに、幣束さんも「するか…脱藩…」とちょっと乗り気。

投稿にはX上で4万1000件を超える「いいね」のほか、こんな声が寄せられている。

「『たまには脱藩』って脱藩したら帰れなくなるけどいいんかwwwww」
「気軽にするもんじゃねぇw」
「ノリが軽いw」
「前例があるので2回までOK」
「高知もこう言うてるし許されるか…」

高知には「山曜日」や「川曜日」がある!?

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29日、Jタウンネット記者の取材に応じた幣束さんによると、写真は25日夜に宿泊していた高知県内の旅館に掲示されていたもの。

「高知が坂本龍馬脱藩の道を観光や史跡として推してるのは知ってましたが、このキャッチコピーは思い切りが良すぎて笑ってしまいました」(幣束さん)

いったいどんな理由で、この力強すぎるコピーが誕生したのか。4月4日、高知県庁の職員が取材に応じた。

話題になっているのは高知県が2012年から実施している観光キャンペーン「リョーマの休日」の2021年度版デザインの1つだという。

同職員は、当時のキャンペーン事務局(高知県庁観光振興部)の担当者で、その時に高知県の観光は厳しい状況に直面していたと説明する。

というのも、19年までは大河ドラマ「龍馬伝」効果もあり、多くの観光客が訪れていたのだが、20年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で、訪れる人が減少したのだ。

そんな状況を打破すべく打ち出されたのが「あなたの、新休日。」という新コンセプト。「人生、たまには脱藩。」はその中で生まれたものだった。

脱藩にこめられた意図とは

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