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おもちゃをくわえて持ってくる、抱っこをおねだり 知っておきたい「犬からの大好きサイン」

いぬのきもち WEB MAGAZINE

愛犬が飼い主さんのことを大好きだから見せるしぐさや行動は、わかりやすいものもあれば、一見そっけなく見えるものも。

愛犬からのラブサインをちゃんとキャッチできるように、「愛犬からの大好きサイン」をご紹介します。獣医師で獣医学博士の増田宏司先生に教えていただきました。

ひざの上に乗ってくる

飼い主さんのひざの上は、大好きな飼い主さんのぬくもりが感じられて、注目を浴びながら充分に甘えられる絶好の居場所。

甘えん坊の愛犬なら、飼い主さんが腰を下ろすと「チャンス!」とばかりに乗りたがる犬もいるでしょう。ただし、大好きだからといって愛犬がひざの上にずっと居座るのも考えもの。「下りて」を教えて飼い主さんのペースでスキンシップを切り上げましょう。「下りて」の声かけでひざから下りられたら「イイコ」とほめて。

そばに来てくっつく

群れで暮らしていたころ、仲間同士で身を寄せ合って過ごしていた犬は、今でも信頼する相手とくっついているととても安心。大好きな飼い主さんに身をゆだねていることに幸せを感じています。ただし、「飼い主さんと常にいっしょにいないと不安」という状態になるのはよくありません。「マッテ」でその場を離れ、犬だけでも安心して待てるようにしつけて。

抱っこをおねだりしてくる

抱っこのおねだりは、飼い主さんのぬくもりを全身で感じたい愛犬からの大好きサインです。外の気配が怖いときなど、信頼する飼い主さんに守ってもらいたくておねだりしてくることも。ただし、求められるままに抱っこをしていては、わがままな犬に。「オスワリ」などの指示に従えたら抱っこをするよう習慣づけましょう。

おもちゃと飼い主さんを交互に見る

「おもちゃでいっしょに遊びたい!」と飼い主さんに目で訴えかけ、遊びに誘おうとしています。

飼い主さんといっしょに遊ぶのが大好きで楽しいことを共有したいという気持ちの表れです。愛犬からの遊びの誘いに乗るときは、「オスワリ」などの指示に従わせることを忘れずに。「オスワリ」が楽しいことと結びつき、愛犬は喜んで指示に従うようになりますよ。

おもちゃをくわえて持ってくる

転がしたり噛んだりして、犬だけで遊ぶこともできるけれど、やっぱり飼い主さんといっしょのほうが楽しい! 

飼い主さんと遊びたい!と思って誘いに来ています。持ってきたおもちゃでそのまま遊ぶと、「これを持っていけば遊んでもらえる」と学習してしまうことがあります。飼い主さんがそのとき使うおもちゃを決めて、飼い主さん主導で遊び始めましょう。 


いかがでしたか? 愛犬からのラブサインに応えるときは、ご紹介した先生からのアドバイスも実践してみてくださいね。

お話を伺った先生/東京農業大学農学部バイオセラピー学科教授。獣医師。博士(獣医学) 増田宏司先生
参考/「いぬのきもち」2017年4月号『愛犬の大好きサイン&ツンデレサイン』
写真/佐藤正之、尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
 
   

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