◆新たなデザイン言語でモダンな印象に
QX80のエクステリアは、装い新たなダブルアーチ・グリルと、立体的なINFINITIエンブレムを特徴とする。インフォテインメントは2画面ディスプレイとし、14.3インチと9インチタッチスクリーンを備えた。新技術としてバイオメトリック・クーリングが導入され、人間の体温を自動的に検知しキャビンの温度を快適に保つ。パワートレーンは450hpの3.5リットルツインターボエンジンを、9速ATと組み合わせた。
米カー&ドライバー誌(3月21日)は、「新しいデザイン言語を導入」「V型8気筒からV型6気筒ツインターボに変更」などの特徴に言及。「その雄大なルックスで注目を集めるだけでなく、価格設定も10万ドルを超えるレベルになったが、競合と比較してラインアップが良くなっている」と肯定的に評価する。
米モーター・トレンド誌(3月20日)も、新たなデザインに注目した。「日本のデザインスタジオが手がけた2025年型インフィニティQX80のエクステリアは、どの角度から見ても際立っている」「未来的かつモダンなデザインであり、長く高さのあるボンネットとメリハリの効いたラインが、流麗なデザインを体現している」と高い評価だ。
◆すでに話題に…「ついにインフィニティが帰ってきた!」
QX80新型のデザインは、海外でも早速評判を呼んでいる。YouTubeの公式動画には、ファンからの声援や激励があふれる。
「フラッグシップにふさわしい。エレガントかつセンスの良いルックスだ。大胆かつ目的に適ったデザインが求められていた。これでインフィニティは再び、人々の記憶に戻るだろう」
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「やった……長い長い年月を経て……ついにインフィニティが帰ってきた!」
「ようやくまともなインフィニティの誕生だ。ラインナップを一新してほしい。Q50と60も忘れないで」
「インテリアの質感が間違いなく大幅に向上している! いつだってエクステリアは最高に格好良かったが、インテリアの質でレクサスに迫ってきているのが嬉しい」
本モデルが日産復活への狼煙となるか、期待は大きいようだ。カー&ドライバー誌の読者からは、このような声が聞かれる。
「過去10年以上でインフィニティが本当に感動させてくれたのは、正直これが初めてだ」
「顔はまだ好きとはいえないが、それ以外は久々に日産の本気を感じる」
2024年4月3日