2匹はそれぞれの前足を重ねていて、飼い主さんが言うようにまるで手を握っているかのようですね！ 2匹の“兄弟愛”になんともほっこりさせられますが、飼い主さんによると2匹は保護猫だったのだそうです。2匹との出会いのエピソードや、現在の2匹の様子など、飼い主さんに詳しくお話をうかがいました。
「猫を家に迎えたい」と思っていたときに、2匹と出会った
もともと大の猫好きだという飼い主さん。「そろそろ猫を家に迎えたいな」と考えていたときに、保護猫の里親募集のアプリで2匹を見つけたといいます。海辺の町で保護された、実の兄弟猫だという真良くんと南南くん。飼い主さんは2匹を見たときのことについて、「直感でお迎えしたいと思いました」と話します。
募集条件などが合ったため飼い主さんはすぐに問い合わせをし、その後2匹を正式にお迎えすることになりました。
2匹はどんなコに成長した？
生後2カ月の真良くんと南南くんを家族に迎えて、飼い主さんは念願だった猫との暮らしをスタートさせました。子猫時代の2匹は、どのようなコだったのでしょうか。
飼い主さん：
「南南は人見知りをしないタイプでしたが、真良は警戒心が強く、家に来た人を怖がりおしっこを撒き散らすほどでした」
人が苦手だった真良くんですが、飼い主さんが結婚して旦那さんとも一緒に暮らすようになり、変化が見られることに。真良くんは少しずつ人に慣れていき、今では初対面の人の手をなめて挨拶をするようになったといいます。
嬉しい成長を見せている真良くんと南南くんは、現在2才のおとなの猫になりました。2匹とも可愛らしい性格のコに成長しているようで、飼い主さんは2匹についてこう話しています。
飼い主さん：
「南南は好奇心旺盛で、遊ぶのが大好きです。気に入らないことがあると文句を言うように鳴いたり、怒られるとため息をついたりします。太々しさも、かえって可愛く感じられます。真良は食べることが大好きで、おやつをもらうために可愛く鳴いたり、上目遣いも上手です。私の“操り方”を心得た策士ですね」
そんな2匹はとても甘えん坊なコでもあるようで、飼い主さんのあとをついて回っているそう。しかし、最近の2匹は在宅ワークをしている旦那さんにもかなり懐いているといい、飼い主さんは「夫に嫉妬しています（笑）」と話していました。
2匹と暮らすなかで今思うことは
お迎えしたときから変わらず、とても仲が良い真良くんと南南くん。飼い主さんはそんな2匹の微笑ましい姿を見て、毎日癒されているのだそう。保護猫だった2匹との出会いを振り返りどのようなことを思うか聞くと、飼い主さんは次のように話していました。
飼い主さん：
「イタズラをしてもいいので、とにかく健康に、2匹が毎日を幸せに過ごしてくれればそれだけで嬉しいです。真良がアレルギー持ちでとくに体調管理が難しいのですが、穏やかに暮らせるよう、これからも2匹のお世話をしていきたいと思います」
写真提供・取材協力／@mynn0706さん／X（旧Twitter）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ
