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日本の原風景が、ここにある 「住みたい田舎ベストランキング」第1位・岐阜県恵那市のポスターが素敵すぎる件

Jタウンネット

2023年3月13日、X(旧ツイッター)に投稿されたポスター画像に、記者の目は奪われた。

「ありのままで暮らす」というキャッチコピーと共に、朝焼けと満天の星空、それぞれの美しい光を浴びる棚田が上下に並んでいる。

まさに”日本の原風景”と言いたくなる。思わず郷愁に駆られ、「故郷にこんな景色あったかしら」と記憶を辿った人も、読者の中にきっといるだろう。

ポスターの左下に書かれている「恵那市」は、岐阜県南東部に位置する市だ。

この素晴らしい景色がある恵那市とは一体どんな場所か。

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Jタウンネット記者は、写真を撮影した小林淳さんと岐阜県恵那市役所に話を聞いた。

四季折々の素晴らしい棚田の風景

小林さんは、「写真×地方創生」をコンセプトに掲げスチール撮影やデザイン制作などを行う企業「オフィスK」(岐阜県各務原市)の代表。美しい棚田のポスターは、移住先としての恵那市の魅力をアピールするために、市の依頼によって作られた。

写真の撮影場所は、「日本の棚田百選」にも選ばれた「坂折棚田」。恵那市最北部、笠置山の西北麓に位置し、標高410メートルから610メートルの山の斜面に、360枚の棚田が扇状に広がっている。

坂折棚田は小林さんにとって、大切な場所だという。

「写真家として活動を始めた12年ほど前から、ライフワークとして撮り続けている思い入れのある場所で、何度も通っています」(小林さん)

オレンジ色に染まっているのは、2016年8月の朝の空。稲が青々と育った夏の風景だ。日差しをいっぱいに浴びて、なんとも清冽な印象を受ける。

無数の星々が輝いているのは、2022年5月の深夜1時頃。田植え前、水が張られた水田に、天の川が反射している。満々と水をたたえた、荘厳で、瑞々しい光景だ。

「坂折棚田には、日本の原風景を感じる絶景が広がっていて、四季それぞれで素晴らしい光景を見せてくれます」
「特に私が好きなのは、田植え前(5月初旬くらい)の水を張った状態の時です(下の写真)。朝日を狙うことが多いのですが、この日は晴天だったので深夜に現地入りし星空を撮影しました。天の川や、田の水面に星がリフレクションしている光景まで撮影できて感動しました」
「また上の写真は、青々と成長し始めた稲と朝日を撮影したものですが、1日の始まりで希望を感じるような一枚を撮影できたと感じています」(小林淳さん)

豊かな自然と歴史あるまち

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