厳しい寒さもひと段落して、暖かい春の季節が近づいてきました。
春の訪れを告げるものと言えば桜の景色です。ピンク色に咲き誇る桜の景色は、昔から人々の心の風景であり、多くの人が満開の桜を心待ちにしているのではないでしょうか。
その中でもお城と桜の景色は大変人気が高く、多くの人々が訪れる桜の名所となっている場所がたくさんあります。
今回は甲信越地方にあるお城と桜のスポットをご紹介していきます。都心からもアクセスしやすいので城めぐりとお花見を楽しむこともできます。
桜の季節の旅行を検討されている方は是非参考になさってください。
お城に桜が多いのはなぜ?
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お城というと桜の名所といった場所が多く、桜見物の際にはお城へ行く方も多いのではないでしょうか。
そうするとお城には昔から桜がたくさん植えられていたと思うかもしれませんが、実はそうではなかったようです。 江戸時代の頃はお城には樹木は植えられてなかったそうです。
その理由はお城が攻められた際に、樹木があると視界を遮り、敵にとっても隠れ場所になってしまうので、樹木は植えられていませんでした。
お城に桜が植えられるようになったのは、明治以降になります。 1873年(明治6年)に廃城令で大半のお城が取り壊されました。その処分で 民間に払い下げられた際に市民に公園として開放される際に桜の木などが植えられることになりました。
現在、 廃城令から100年以上経過しているので、全国各地のお城の桜も立派に育ち、桜の名所として多くの観光客で賑わうようになったのです。