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マイケル・ポーターJr.、弟ジョンテイの不正賭博関与疑惑に「そんなわけがない」

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マイケル・ポーターJr.、弟ジョンテイの不正賭博関与疑惑に「そんなわけがない」(C)バスケットボールキング

 3月28日(現地時間27日、日付は以下同)、ウェスタンカン・ファレンス1位を走るデンバー・ナゲッツはホームでフェニックス・サンズと対戦。試合は97-104でサンズが勝利し、ナゲッツは2位につくミネソタ・ティンバーウルブズとオクラホマシティ・サンダーとのゲーム差を0.5と縮めることになった。この試合、マイケル・ポーターJr.は18得点8リバウンドと安定したプレーを見せたが、3ポイント成功率は28.6パーセント(7本中2本成功)と今シーズン平均40.3パーセントと比較すると精度を欠いた。その背景には、弟の不祥事疑惑が影響しているかも知れない。

 ポーターJr.の弟ジョンテイ・ポーター(トロント・ラプターズ)は、数ヶ月間に亘り複数の賭博に不正関与した疑いがあるとして、NBAの調査を受けていると報じられている。ケガや病気を理由にポーターのプレータイムが極端に制限された試合において、自身のプロップベット(得点やリバウンド、3ポイント成功数などのスタッツに対する賭け)に不正に関わった疑いが持たれている。

 現地メディア『The Score』によれば、ポーターJr.はサンズ戦後の会見でジョンテイの賭博不正関与の疑惑についてコメントし、弟の無実を信じていると主張した。

「僕は彼のことを生まれた時から知っているし、彼がどんな人間かわかっている。彼がラプターズの一員としてバスケをプレーできることに興奮していたことも知っている。そんな彼が、このチャンスを棒に振るようなことをするわけがないと思っている」

 本件に関するジョンテイ本人からの公式な声明はなく、ジョンテイは23日のオクラホマシティ・サンダー戦を最後に「個人的理由」での欠場が続いている。

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 近年加熱しているスポーツベッティングは各所で問題が生じており、選手やスタッフの安全性が脅かされていると反対の声が挙がるようになっている。ポーターJr.も会見の中でスポーツベッティングによる影響を受けていると述べた。

「特にここ数年、観客が“今夜は何点以上得点しろ”とか“何点以上は決めるな”などと言うのを耳にする。明らかに、人々にとって危険な習慣になっている。金銭への執着は諸悪の根源になりうるからね。ただし、それでも選手としてはこの状況を受け入れざるを得ない。僕たちは試合に出て高い給料をもらっているし、ファンだって金を稼ぎたいだろうしね。スポーツベッティングがスポーツ界を席巻しているのは間違いないけど、それが果たして良いことなのか悪いことなのかは、わからない」

 弟の無実を信じるポーターJr.は、スポーツベッティングの現状に対して疑問を投げかけた。NCAAではスポーツベッティングの禁止に向けて動き出したと報じられているが、スポーツベッティングが大きな収益源となっているNBAではすぐに制限や禁止に動くことは難しいとみられている。不正対策はもちろんのこと、安全なリーグ運営に向けて今後どのような動きがあるか、注目が集まる。

 
   

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