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中村倫也&土屋太鳳、精神医療の世界に向き合う…精神科医院が舞台の「Shrink―精神科医ヨワイ―」ドラマ化

WEBザテレビジョン

中村倫也と土屋太鳳が出演する土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」(夜10:00-10:49ほか、NHK総合ほか)が、8月31日(土)から全3話で放送されることがわかった。

■中村倫也&土屋太鳳の役どころ

同作は、原作・七海仁氏、漫画・月子氏による同名漫画が原作。“すべての人が壁を感じずに精神科にかかる日が来ますように…”と願う、のんびり屋だけど優秀な精神科医と、一言多いけど思いやりに溢れた看護師が、丁寧に患者と向き合い、希望を与えていく姿を描く医療ドラマ。

中村が演じる弱井幸之助は、「新宿ひだまりクリニック」を経営する精神科医。のほほんとした柔らかい外見とアホ毛が特徴。ハーバードの医科大学院に留学したエリートながら、突然医局を辞め、きめ細やかな治療を行う開業医となる役どころだ。

そして、土屋が演じる雨宮有里は、「新宿ひだまりクリニック」に勤める看護師。精神科は専門外だった有里は、商売っ気がなく、だらしなく見える弱井に、最初は厳しく当たるも、弱井と共に患者と接するうちに、弱井への見方が変わっていくという役どころだ。

■「Shrink―精神科医ヨワイ―」あらすじ

新宿の下町の路地裏で小さな精神科医院を経営している弱井幸之助(中村)は、患者たちの声を丁寧に聞き、症状に根気よく向き合うことで、他の医者が見抜けなかった病名を探り当て、どの患者にも希望を与える。患者は、弱井に出会うことで、“自分なりの生きやすい生き方”に巡り会う。

そして、初めて精神科で働くことになった看護師・雨宮有里(土屋)は、患者と真剣に向き合う弱井の姿を見つめ続けることで、精神科診療の奥深さに魅入られていく。しかし、雨宮は、弱井が抱える悲壮な過去を知らなかった。

■中村倫也のコメント

「“そんなこと”で精神科にかかっちゃダメですか?」原作にあるこの言葉に共感し、拡声したいと思いました。私が出会ってきた人の中にも心の病に悩んでいる方は多くいました。そしてその度に、何がしてあげられるんだろう、どう接するのが正しいんだろうと考えてきましたが、正解はわからずにいました。

その心の病に名前があること。そして、ひと口に精神疾患と言っても、その原因は、心のストレスによるものから、体の特質によるものまで多岐に及ぶこと。治療法と共に生きる方法があるということ。この作品で描かれるものは、きっと今を生きるすべての人が他人事ではないのだと思います。誰かの、何かのきっかけになることを願って、私自身学びながら、この作品と向き合いたいと思います。

■土屋太鳳のコメント

「ちょっと疲れちゃった」という経験は、誰にでもあると思います。そして、その一言を伝えることが出来ない経験を持つ人も、同じように多いのではないかと思います。私も、その一人です。

でも、“誰にでもあること”が積み重なってバランスを取りにくくなった時、たとえば風邪を引いちゃったとか、おなかの調子が悪いとか、虫歯になってしまったとか、そういった身体の変化を診ていただけるように、心の変化に寄り添ってくれる場所があったら…世界はもっと温かく、生きやすく、しあわせになるのではないかと思います。心の呼吸が浅くなっていることに気が付いて、深呼吸できるような時間。そんな時間を私自身も探しながら、演じたいと思います。

■原作・七海仁氏のコメント

『Shrink~精神科医ヨワイ~』は、繊細で複雑で、だからこそ面白い精神医療をテーマにした作品です。映像化はさまざまなハードルが考えられるため、難しいかも…と思っていたのですが、こうしてNHKさんで実現していただけてとても嬉しいです。

キャストも、中村さん、土屋さんという大好きなおふたりをはじめ、素晴らしい俳優さんばかり。登場人物に新たな輝きを与えてくださるのが今から楽しみです。内容については私も関わらせていただき、中江監督や制作陣の皆さんとたくさんお話をさせていただきました。ドラマ制作のプロフェッショナルとしての情熱や矜持を肌で感じて、より期待が増しました。『Shrink』に関わってくださったすべての方に感謝しつつ、皆で“今届けたい”と強く願った物語が、観てくださる方の心にまっすぐ届くことを祈っています。

■漫画・月子氏のコメント

『Shrink〜精神科医ヨワイ〜』作画の月子です。毎話、それぞれの悩みを抱えた主人公と同じ気持ちになってヨワイ先生のクリニックへ足を踏み入れるつもりで描いています。この度、ドラマ化されることによって、より没入感のあるひだまりクリニックを体験できるのかと思うと今から楽しみで仕方ありません。心の問題に無関係な人などいないと、連載を重ねる毎に思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。

■脚本・大山淳子氏のコメント

脚色を担当した大山です。わたし自身、若い頃に精神科に通った経験があるので、オファーをいただいた時、“こんなドラマがあったら、勇気づけられる人がいる!”と、確信して参加を決めました。脚本作りには、中江監督をはじめ、原作者の七海さん、監修のお医者様、プロデューサーほかスタッフのみなさんからもご意見をいただきました。全員が“よいドラマを”と、前のめりになって議論を重ねながら、みんなでこしらえた脚本です。私は小説家でもあり、普段執筆はひとり静かに進めるので、熱すぎる前のめりチーム(わたし含む)での創作はすごく新鮮でした。どんな映像になるのか、完成が楽しみです。
 
   

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