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新日本プロレスの社長兼レスラーの棚橋弘至がプロレスラーを演じたザック・エフロンに熱視線「引き抜きたいくらいの逸材」

TOKYO HEADLINE

 新日本プロレスの棚橋弘至、プロレスファンで知られるくりぃむしちゅーの有田哲平が3月28日、東京・新宿のkino cinema 新宿で行われた映画「アイアンクロー」(4月5日公開)の特別先行上映会で舞台挨拶とトークショーを行った。

 同作は実在のプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック一家の実話をもとにした作品で、公開前からプロレスファンの間では大きな話題を呼んでいる。

 棚橋は昨年12月に新日本プロレスの社長に就任しているとあって、経営者、プロモーター視線で主役に据えられたケビン・フォン・エリックを演じたザック・エフロンに熱視線。「ザック・エフロンがひたすらカッコいい」を皮切りに「プロレスラー役となると、俳優さんだと若干細いかな、細マッチョというイメージがあるが、この映画に出ている俳優さんは筋肉量が十分ついている。もともといい体というのは知っていたが、役作りのために相当トレーニングとか食事に気をつけてワンサイズ大きくしたんじゃないかなと思う」と評価。「受け身もしっかり取れていて、新日本プロレスで引き抜きたいくらいの逸材だった」とエフロンにご執心。

 新日は棚橋が社長に就任以降、オカダカズチカ、ウィル・オスプレイというエース級の選手が立て続けに離脱。大きなピンチに見舞われているのだが「ここ何カ月かの数字は下がるかもしれないが、新日本プロレスは歴史として、上が抜けたら新しい選手が出てくる。大量に選手が抜けたら三銃士が出てきて、三銃士が抜けたら第三世代。そして棚橋、中邑が来て、内藤、オカダと来てと歴史が証明している。今、オカダ、オスプレイのポジションが空いている。ここに誰がぽんと入ってくるかを楽しみに見てほしい」とニュースターの誕生に期待をかけた。具体的には「海野翔太、辻陽太、成田蓮、上村優也、この辺から誰かに抜けてほしい」と語った。

 また社長業については「僕は試合がない日は出社します。基本的には各部署との会議、親会社のブシロードさんとの役員会。あとは発注とか案件があるときに承認印がいるんで、見ずにハンコを押してます(笑)」とその日常を明かす。そして「社長も全力勉強中。社長って何やるのかなと思って最初行った(笑)。今は自分なりの社長像を見つけようと思っている。外部の渉外とかにも自分から行こうかと思っている。日本一動く、プロモーションする社長。そのほうが契約が成立する可能性が高くなるので」などと理想の社長像を掲げた。

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 同作は4月5日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

 
   

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