――U19の日本代表としてワールドカップを戦った経験はどうでしたか?
ルドルフ アメージング! 最高でした。あれ以上のことは望めません。日本代表のトム・ホーバスHC、コーリー・ゲインズアソシエイトヘッドコーチらが、サンディエゴで行われた大会を見に来てくれて、僕を呼んでくれました。それはとても大きなことです。U19のアレハンドロ・マルチネスHCは、僕の成長を助けてくれただけでなく、僕をより良い人間、より良い選手にしてくれました。チームメートは最高でした。彼らは僕のことを両手を広げて歓迎してくれました。僕は日本語を上手に話せませんでしたが、いつも僕を笑わせてくれて、僕の日本語を助てけくれました。チームメートとコミュニケーションが取れるように日本語をもっと学びたいと思いましたし、インタビューでも日本語で答えたいと思いました。
――U19ではヨーロッパのプロで活躍する同じポイントガードの岡田大河選手ともプレーしました。
ルドルフ 大河からは間違いなく多くを学びました。彼は小さい選手ですが、バスケットボールをすると、とてもスムーズで、うまくペースを変えます。ボールの保持も上手い。そしてターンオーバーをしません。彼のゲームは今でも見ています。U19のメンバーは、誰もが凄いし、それぞれから学ぶことはありましたが、大河は僕と同じポジションで、背が低くて不利な面を最大限に生かしてうまくプレーしているので、とても勉強になりました。
――あなたが進学するカリフォルニア州立大フラトン校は、ジェイコブス晶選手のハワイ大学と同じビッグウエスト・カンファレンスですね。
ルドルフ 進学を決めたとき、「おめでとう。ようこそ、ビッグウエストへ」とテキストメッセージをくれました。彼はワールドカップのときも僕を助けてくれた大好きな先輩です。彼に会うのも対戦するのも待ち切れません。
――大学での目標はもちろんのこと、その先の目標は、どのように考えていますか?
ルドルフ DⅠに入るという目標が叶ったので、次の目標はNBA選手になることですし、日本でプレーすることも視野に入れています。でもそのためにはもっと努力しなければなりません。引き下がることはしません。成長を続け、プロとしてプレーできるようになりたいです。