去年、全国でストーカー規制法に基づく、つきまといなどの「禁止命令」が出されたのは1963件で、過去最多を更新したことがわかりました。
【映像】国家公安委員会後の会見
警察庁によりますと、去年ストーカー事案で相談があった件数は、前の年から712件増えて1万9843件となりました。相談は毎年2万件近くで推移しています。
また、ストーカー行為を繰り返す加害者に対して、つきまといなどを禁じる「禁止命令」が出されたのは1963件で、過去最多となったこともわかりました。ストーカー規制法が改正されて以降、2017年からは毎年最多を更新し続けています。
ストーカーが関連した刑法犯の検挙は1708件で、このうち殺人未遂での検挙が18件、傷害が100件、暴行が146件でした。(ANNニュース)