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前半に背負った30点差を挽回…ホークスがセルティックス相手にホームで大逆転勝利

バスケットボールキング

前半に背負った30点差を挽回…ホークスがセルティックス相手にホームで大逆転勝利(C)バスケットボールキング

 3月26日(現地時間25日、日付は以下同)にホームのステイトファーム・アリーナで行われたボストン・セルティックス戦。アトランタ・ホークスは序盤から主導権を握られ、前半残り4分23秒でアル・ホーフォードに3ポイントシュートを決められ、30点差(38-68)をつけられてしまう。

 相手はリーグベストの戦績を残すセルティックス。9連勝中で、ここ22戦で20勝2敗と圧倒的な強さを誇り、すでに「NBAプレーオフ2024」出場も決めている優勝候補であり、ホークスはオールスターガードのトレイ・ヤングやビッグマンのオニエカ・オコング、ウイングのサディーク・ベイもケガで欠く苦しい状況にあった。

 それでも、ホークスはそこから徐々に挽回。9連続得点で前半を締めくくり、第3クォーターを終えて6点ビハインドとすると、最終クォーター序盤にブルーノ・フェルナンドとボグダン・ボグダノビッチのレイアップ、ギャリソン・マシューズの長距離砲が決まって残り約10分で逆転。すると両チームはリードが入れ替わるシーソーゲームを演じ、残り1分にデジャンテ・マレーのレイアップが決まってホークスが1点をリード。セルティックスはジェイレン・ブラウンが3ポイントを落とし、ホークスが点差を広げる絶好のチャンスを迎えた。

「彼(マレー)が僕へパスしてくれれば、打つつもりでいた。彼(クリント・カペラ)がリバウンドを奪って僕へ出してくれたから、あれを打ったのさ」

 そう語ったディアンドレ・ハンターは、オフェンシブ・リバウンドをもぎ取ったカペラのパスを受け取り、残り9.2秒にトップ・オブ・ザ・キーからリードを4点へ広げる貴重な3ポイントを放り込み、最終スコア120-118でホークスが制した。

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 ホークスのクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は、決勝弾となったハンターのショットを「彼がためらうことはなかった。自信をもってショットを放った。そして私も彼には自信をもっていた」と語り、勝利を喜んだ。

 ホークスはハンターが24得点7リバウンド3アシスト、ボグダノビッチが22得点、マレーが19得点5リバウンド15アシスト3スティールを残すなど計6選手が2ケタ得点。

 『NBA History』によると、この日のホークスは1997-98シーズンにプレー・バイ・プレーを導入後、30点差以上をつけられながら大逆転勝利を飾った6チーム目。直近では2022年1月26日にロサンゼルス・クリッパーズがワシントン・ウィザーズ相手に35点差を挽回して勝利して以来初の大逆転劇となった。

 2連勝としたホークスは、27日を終えた時点でイースタン・カンファレンス10位の32勝39敗。4シーズン連続のプレーオフ出場に向けて、プレーイン・トーナメント出場圏内をキープしている。

【動画】ホークスが大逆転勝利を飾ったセルティックス戦の終盤をハイライトで!
 
   

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