去就が注目されている
リヴァプールのレジェンドであるスティーブ・ニコル氏はDFトレント・アレクサンダー・アーノルドの去就について驚くべき発言を残した。
現在、アーノルドはレアル・マドリードから興味を持っていると考えられており、今夏に獲得に動く可能性が浮上していた。アーノルドとリヴァプールの契約は2025年6月末までとなっており、クラブは延長に向けた動きをみせているようだが、新契約の交渉は難航していると考えられている。
今夏の去就に注目が集まっているアーノルドについて、ニコル氏は米『ESPN』にて、同ポジションのコナー・ブラッドリーが台頭してきたこともあり、アーノルドを売却してもいいと示唆した。
「あなたが誰を支持するかは気にしない。トレント・アレクサンダー・アーノルドは良いディフェンダーではない。マドリーが6000万ポンド、7000万ポンド、8000万ポンドのオファーを出すかどうかは分からないが、トレントと同じくらい攻撃も素晴らしく、彼より優れた守備力を持つコナー・ブラッドリーという若い選手がいる」
ブラッドリーは今シーズン、アーノルドが怪我で離脱した際に台頭し、今ではリヴァプールの右SBのポジションの座を掴みつつある。対人能力など守備面ではアーノルドより優れているという見方も多く、リヴァプールの未来を担う逸材だ。
アーノルドの後継者が出てきたことはチームにとってプラスだが、地元出身でクラブの生え抜きであるアーノルドは今やクラブの顔であり、多くの人は退団を望んでいないだろう。
ブラッドリーが台頭してきたことで、アーノルドの中盤起用など新たなオプションを試すこともできそうだが、リヴァプールの生え抜きアーノルドの今夏の去就はどのような動きを見せるだろうか。
