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自宅かお店か…気になる「保管付き宅配クリーニング」のクオリティや保管状況の実態

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このところ、クリーニングに出した布団や衣類を一定期間店舗で預かる「保管クリーニング」というサービスが注目されている。実店舗での依頼のみならず、最近ではネット注文すると、回収・保管・配送まで行ってくれる「宅配クリーニング」も増えているようだ。「教えて!goo
にも「アルバイト先の制服を宅配クリーニングに出しました」と、クリーニングに出した制服を直接アルバイト先に返却してもらうサービスを利用したが、受け取りのタイミングが不安というユーザーから質問が寄せられている。保管付き宅配クリーニングは便利なサービスだが、「仕上がりのクオリティ」や「保管状況」なども気になるところ。そこで片づけ上手塾専任講師として活躍中の高橋和子さんに、保管付き宅配クリーニングについて詳しく伺ってみた。

■「保管付き宅配クリーニング」とは、どのようなサービス?

「まず、洗濯物を直接店舗に持ち込む必要がありません。インターネットで注文すると、専用キットが届くので、洗濯物を詰め宅配便で発送します。クリーニングが終わった布団や衣類等は、一定期限内保管してくれます。保管期限は業者によりますが、概ね1ヶ月から12ヶ月です。保管期限内に仕上がった布団や衣類等は、宅配便で受け取りができます」(高橋さん)

注文は24時間365日、いつでもどこでもスマートフォンから行うことが可能だ。コートやスーツなどの重い衣料、布団や毛布といったかさばる寝具を直接店舗に持っていかなくても済む。

自宅に居ながら「回収・洗濯・保管・配送」のサービスを受けられることに加え、他にもメリットがあると高橋さんは続ける。

「保管は無料の場合が多く、保管と洗濯がセットになったお得なパック料金が設定されています。洗濯物の枚数が増えると店舗より安いことが多いため、年間クリーニング代の節約になるといえますね。また、ボタン付けや毛玉取りなど、無料のオプションサービスも豊富です。たたんだり、アイロンがけの手間も省けますよ」(高橋さん)

■衣類はどのように保管されている?

「適切な温度と湿度を保ち、遮光や防虫対策でダニやカビの付かない保管庫を利用しています。最適な環境で保管できることに加え、オフシーズンの服やコートを預けられるので、自宅の収納スペースを効率よく使えるのも大きなメリットです」(高橋さん)。

これだけリーズナブルで、オプションも充実していると「仕上がりに違いがあるのでは?」との疑念もわいてくる。「保管付き宅配クリーニングと通常クリーニングとの仕上がりの違いはありません。逆に需要が増えてきているので、魅力的な無料サービスも多くなっていますよ」と高橋さん。

「サービスはシミ抜き、ふんわり仕上げなど多彩で、はっ水加工や消臭加工なども低料金で提供されています。長期保管だからこそ徹底した対策が施され、自宅より衛生的かつ安全に保管できます」(高橋さん)

■「詰め放題サービス」は本当にお得?

決められた枚数なら、一律料金で依頼できる「詰め放題サービス」も宅配クリーニングの人気メニューとなっている。

「詰め放題サービスも、お手頃価格とはいえ、クリーニングのクオリティに問題はありません。ただ、詰め放題が本当にお得なのは、かさばりにくい夏物やシャツなどを大量に預ける場合です。逆にクリーニングが必要なコート類、シワになってほしくない繊細な衣類は、詰め放題には不向きです。冬物だと枚数も少なくなりますからね」(高橋さん)

詰め放題は、衣類の数が多ければ多いほどお得だ。「家族の服をまとめて預ける」、「シーズンオフに多くの枚数を一気に入れ換える」という人には最適といえるだろう。

■「保管付き宅配クリーニング」のデメリットは?

何かと便利な「保管付き宅配クリーニング」だが、利用する場合、気を付けるべき点もあると高橋さんは指摘する。

「パックは枚数が決まっているため、枚数に満たないと損をすることもありますね。また、子ども服2枚で1枚換算とか、業者により服の数え方が違うので注意してください。皮革・合成皮革製品・毛皮・下着・カバンといった素材は取り扱えない業者もあります。取り扱い不可の物を送ると、返送料金を負担しなくてはいけないので気をつけましょう」(高橋さん)

返却については、一度設定した受け取り期間は変更できないことが多いとのこと。また、複数保管した場合、一部の服だけを受け取るのは不可の場合が多いそうだ。

■個人経営のクリーニング店でも、保管サービスを受けるところは増えている?

「保管付きクリーニング」は、今や多くの業者で採用されている。個人経営のクリーニング店にも、同じような傾向があるのだろうか。

「保管サービスは保管場所を確保し、環境を整備しなくてはならないので、個人経営の店舗では設備が厳しいと思います。しかし、保管サービス付きクリーニングや宅配クリーニングの需要は増えています。個人経営のクリーニング店がチェーン店の傘下に入ることで、同様のサービスを実施する店舗が増える可能性があります」(高橋さん)

個人店舗のフランチャイズ化なども視野に入れると、これからのクリーニングは、宅配・保管も当たり前のサービスになるかもしれない。

「家の収納が少ない」、「衣類を長期保管するのに適した環境ではない」などでお困りの人は、「保管付き宅配クリーニング」の利用を検討してみてはいかがだろうか。


●専門家プロフィール:高橋 和子
一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。代表理事。片づけ上手塾専任講師。「大人片づけR」メソッドで、片づけの苦手な人をサポート。片づけ講演年間100回。TV・雑誌等メディア出演多数。
画像提供:AdobeStock

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

 
   

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