台東区東側、浅草や入谷の近くに位置する千束。
台東区民の方の中にも、あまり行ったことがないという方もいるのでは。
実は昭和感漂うレトロな街並みが魅力的なんです!
そんな千束に、新しいパン屋さんがオープン。
朝早くから常連さんがパンを買いに並ぶほどの人気を見せています。
今回はそんな「BIB BAKERY」の店主、荻野さんにパン作りやお店への思いを伺いました。
目 次
- 1 千束に誕生した小さなパン屋さん
- 2 常に改良を重ねて生み出される個性豊かなパン
- 3 地域に溶け込む存在に
- 4 BIB BAKERYのパンを実食!
千束に誕生した小さなパン屋さん
「BIB BAKERYという店名の由来を教えていただけますか。」
「BIB」という英語は赤ちゃんが使う「よだれかけ」という意味を持つんです。
小さな娘がいるので、店名もそれにちなんだものにしました。
「可愛らしい由来ですね。可愛らしいといえば、お店の看板もクロワッサンモチーフで素敵ですよね。ご自身でデザインされたんですか?」
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そうなんです。前に働いていたパン屋さんのマークが、青地にベーグルをモチーフにしたマークだったんです。そのアイデアを拝借して、このようなデザインになりました。
「色々なパン屋さんで働いていらっしゃったんですか?」
そうですね。まずスーパーのパン部門で7年ほど働き、その後複数のパン屋さんで働きました。メインで修行していたのは横浜の個人経営のパン屋さんで、そこでは8年ほど働きました。
「もともと料理がお得意だったのですか。」
いえ、そういうわけではないんです。
スーパーのパン部門で働いていたときに、当時の上司の方が私がパン作りに向いていると思ってくれたのか、色々と教えて世話を焼いてくれたんです。
ただ、もう何年もパン作りを続けていますが、パン作りが楽しいと思えるようになってきたのは結構最近なんです。
「そうなんですね。何かきっかけがあったんでしょうか。」