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巣鴨の「100年生活カフェ かたりば」オープン1周年を迎え見えてきた、人生100年時代を幸せに生きるヒントと課題とは?

マガジンサミット

あなたは100歳まで生きたいと思いますか? そして100歳まで希望をもって生きられそうですか? 株式会社Hakuhodo DY Matrixのシンクタンク「100年生活者研究所」が運営する「100年生活カフェ かたりば」がオープン1周年をむかえました。

先日開催された活動報告会では、同研究所の所長 大高香世氏と研究員の大谷拓氏が登壇。ゲストに人気シニアインフルエンサーの大崎博子氏とカフェの常連であり、著書に『よくわかるコミュニケーションズ』(共著:ミネルヴァ書房)『追憶の日米野球』(彩流社)などがある中西満貴典氏を迎え、カフェとの出会いや過ごし方、そして人生100年時代を幸せに生きるヒントなどについて語り合いました。

写真)左から大高所長、大崎氏、中西氏、大谷研究員。
写真)カフェスペースには人生100年時代を幸せに生きるヒント(言葉)を載せたパネルや、研究結果を紹介する冊子などを期間限定で展示中。
写真)新作のカフェメニュー「幸せのフルーツサンド」。

巣鴨の地蔵通り商店街に店舗をかまえる「100年生活カフェ かたりば」(以下「カフェ かたりば」)は、同研究所が100歳まで生きたい希望にあふれるWell-beingな社会を目指し、人生100年時代の幸福について研究する拠点です。

入社1年目の20代から69歳(定年再雇用)までの研究員40名が在籍し、カフェに来店した生活者とふれあいながら人生100年時代にまつわる話を聴き、リアルな声を収集して研究に生かす活動を行っています。

商店街で配られていたチラシなどをきっかけに1年間でのべ1,000人が訪れたそうですが、研究所と知らずに来店するお客様がほとんどなため、いわば飛び込み営業のようなスタイルでヒアリングを行うといいます。スマホやスマートウォッチなどの使い方などをきっかけに会話が弾むこともあり、なかには1日中カフェにいるお客様もいるとか。はじめは、恐る恐る訪ねてくる人も、必ず「楽しかった。また、来るね」と店を後にするそうです。

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孫より若い!とお客様から言われるという大谷研究員は「皆さんからたくさんお話を伺って、勉強になることがほとんど。自分の知らないこと見たことのないものを、その目線にお邪魔して聞ける」と話し、カフェでの活動に大きな刺激を受けている様子でした。

そんな「カフェ かたりば」に週3回、ほぼ毎日通っているという中西さんは、カフェの印象について聞かれると「かたりば=幸せをクリエイトすること」と話し、「あなたの幸せとは何かと聞かれるたびに「幸せは、今、カフェで話していること」年齢の離れた世代との会話も楽しい。刺激を受けるし、刺激を与えることもできる」と様々な年代や人と交流ができるパワースポットのようだと例えました。

また、91歳になる人気シニアインフルエンサーの大崎愽子さんも「人生で今が一番幸せ」と答えます。何よりも晩酌が好きで夕方が待ちどうしいそうですが、70代で胃癌の手術を経験しており「もういちど飲めるからだになりたい」と頑張ったそう。「若いころは苦労が多かったので、今は何してもいいんじゃないかな?」と話し「毎日、自由に好きなことをやるのが健康の秘訣」と笑顔に。

大谷研究員は「人の幸せに研究すると自分の幸せ度があがる。できれば、こんな歳の重ね方をしたいと思う」と応え「カフェ かたりば」が、様々な年代との交流を深める地域コミュニティのような役目を果たしており、地域全体で誰もが生活しやすい社会を目指していくことが大切ではないかと話しました。

長寿大国と言われて久しい日本ですが「100年生活者研究所」の調査によると、100歳まで生きたい日本人の割合は3割未満であり、幸福度も含めて海外5か国(アメリカ、中国、フィンランド、韓国、ドイツ)と比較しても最も低い結果だそうです。(100年生活の実態調https://well-being-matrix.com/100years_lab/posts/100_230320_02/)

その理由として「迷惑をかけたくない」「大変そうに見える」などネガティブな面のみに注目していること、さらに「幸せそうに見える」(日本21.1%)や「チャンスが増える」(日本28.7%)などの前向きな側面は、海外と比較して著しく低いことがわかりました。

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