「演技に苦手意識があり、小栗旬さんや長澤まさみさんに相談したところ、舞台に出て視野を広げるべきだと勧められたそうです。橋本さんも舞台挑戦が『自分にとって大きな節目になる』と話していました」(前出・制作関係者)
そんな橋本が演技力向上のために続けている習慣がある。
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「女優で上を目指すと決めた数年前から、現場で感じたことはすぐメモするようにしているそうです。内容は監督からのアドバイス、共演者の演じ方などで、いいところを吸収して自分の演技に取り入れているのだとか。『千と千尋』の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組では、橋本さんが上白石さんの通し稽古を最前で見ながら、すごい勢いでペンを走らせる様子が映っていました。彼女はシンプルな無地の手帳にメモをとっています。一つの作品でもかなりの書き込み量で、1カ月で数冊を使うこともあるとか。すでに50冊は超えているようです」(前出・制作関係者)
地道な努力の成果はしっかり出ているという。
「手帳のおかげで演技の引き出しが増え、NGをほとんど出さなくなったと聞いています。上白石さんは『台詞を飛ばしたことがない』と話すほど完璧主義です。彼女に負けないため、橋本さんは『NGは罪』という自戒を込めて演技に臨んでいるのです」(前出・制作関係者)
手帳パワーで1年前よりはるかに成長した橋本の逆襲が始まる。