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スイッチで遊べる名作インディーゲーム4選!RPG・アクション・農業・ホラーと定番タイトルをピックアップ

インサイド

年明け以降、注目のメジャータイトルが続々と発売されていますが、皆さんどのようなゲームライフをお過ごしでしょうか。

この記事では、個人や少人数、または少ない予算で制作されるなどの特徴を持ち、メジャーゲームにない独特の世界観やゲーム性が魅力のインディーゲームから、ニンテンドースイッチで遊べるタイトルを4つ紹介します。普段遊ばれているメジャータイトルの合間に挟むことで良い味変となること間違いなしですので、ぜひ最後までご覧ください。

◆『Sea of Stars』
『Sea of Stars』は、カナダのインディースタジオにより開発されたクラシカルな王道ドット絵RPGです。邪悪な錬金術師「フレッシュマンサー」が生み出す恐ろしい怪物に対抗できる唯一の力、月と太陽の力を秘めた“至点の戦士”である「ヴァレア」と「ゼイル」が、世界を救うために冒険するというストーリーになっています。

1990年代のスーパーファミコンをイメージしたグラフィックを、高解像度のドット絵とモダンなライティングの組み合わせで見事に現代向けに昇華した作品です。サウンド面では、『クロノ・トリガー』などで知られる光田康典氏がゲストコンポーザーとして参加、グラフィックと合わせゲーム全体を懐かしさと目新しさで包んでいます。

マップは、移動のみを行うワールドマップと、ダンジョンや街の探索、戦闘などを行うエリアマップの2構成。ダンジョンや街では移動アクションの要素や隠されたギミックを解き明かすことでルートが開放されるパズル要素などが随所に散りばめられ、エリアマップで発生する戦闘はシンボルエンカウント方式によるターン制バトルが採用されています。

本作はボリューミーな作品ですが、ストーリーに沿って進めていけばレベリングや資金稼ぎを意識する必要がないようにバランスが調整されているため、30時間あればストーリーはクリアでき、また50時間あれば全実績の解除も可能になっています。まさしく味変として挟むのには丁度良い作品です。


◆『HADES』
『HADES』は、ダークでスタイリッシュなローグライクアクションRPGです。物語は、ギリシャ神話における冥界の王「ハデス」の息子「ザグレウス」が父親に反抗して家出をすることから始まります。そして「ザグレウス」は、強者が行く手を阻む冥界から脱出するために、道中でさまざまな武器や能力を得ながら地上を目指すことに……。

本作は、見下ろし視点の2Dアクションです。プレイヤーは軽快に動く「ザグレウス」を操作し、主な攻撃手段である通常攻撃のAttack、特殊攻撃のSpecial、遠距離攻撃のCastや、徐々にアンロックされていく6種類の武器、フィールドに設置されたトラップなどを用いて次々に襲い来る魔物たちを撃退していきます。また、ひとつの部屋を攻略すると入手できる技を強化したり性質を変化させるBoonsを使えば、さらに多彩な攻撃を繰り出すことが可能になります。ゲームシステムの面でいえば軽快な操作性と多彩な攻撃が魅力な作品です。

また、2020年に1年でもっとも優れたタイトルに贈られるGame of The Yearにノミネートされているだけあり、アクションだけではなくストーリーも魅力的な作品です。テーマには、家族という普遍的テーマが採用され、グラフィックのダークさに反しとても現代的な家族関係が描かれています。

2020年のGame of The Yearにノミネートされた作品の中で唯一のインディーゲーム作品である本作は、ローグライクに興味があるならばぜひともプレイしてみて欲しい作品です。


◆『Stardew Valley』
『Stardew Valley』は、祖父から受け継いだ古い農場を発展させるため、農業や畜産、町の住人達との交流、はたまた貴重な資源を求めて鉱山探索などを繰り返すスローライフなシミュレーションRPGです。発売から数年が経過していますが、その人気から今なお大型アップデートがされ続けている名作ですね。

主人公は田舎の農場主という設定でスタートしますが、本作では、農作物を育てる以外にも、釣りや料理、鉱山採掘という名のダンジョン探索、町の住人との恋愛などさまざまなことができます。日付や時間といった要素はありますが、ストーリーは基本的にいつ進めても問題ないため、ストーリーをどんどんと進めるのも、金策にこだわるのも、ダンジョン探索をしないという選択もプレイヤーの自由です。

自由に遊べる本作ですが、個性的で魅力的な町の住人たちとの交流は積極的にやっていきたい要素の1つです。住人たちとは贈り物などを通して親密になることができ、親密度が基準を満たせば結婚できる相手も存在します。また、自由過ぎるが故に何をすれば良いのかわからなくなった際には、住人たちとコミュニケーションを取ることで指針を得ることができます。シミュレーションRPGを初めてプレイする方でも手に取りやすい作品となっています。

リアルの忙しさから離れてのんびりとした時間を過ごしたいという方は、この作品で癒されてみるのはいかがでしょうか。


◆『OMORI』
『OMORI』は、手描き調の柔らかいイラストとパステルカラー調のポップなドット絵で描かれる世界で主人公の「オモリ」を操作して、個性的な友達とエネミーが存在する奇妙な世界を探検するホラーRPG。誰もが内に抱える怖さの根源と向き合わされる、そんな尖った作品です。

本作はRPGとしては不完全です。ゲームシステムには改善の余地が多く見られます。しかし、それを補って余りある圧倒的なストーリーがこの作品の魅力です。

主人公である「オモリ」はあることがきっかけで「ホワイトスペース」と呼ばれる場所で引き籠るように過ごしていました。しかし、そんな「オモリ」にも「オーブリー」「ケル」「ヒロ」「バジル」という仲の良い友達がいます。遊ぶときはいつも一緒。ある日、5人は「バジル」の家に遊びに行き、みんなで撮った写真のアルバムを整理していました。すると突然、バジルの足元から黒い影が現れ、気が付くと「バジル」の姿が消えていました。残された4人は友人を探すため、エネミーが存在する森の中を探索することに……。不思議な世界と不思議な生き物、行方不明となった「バジル」、そして「オモリ」が「ホワイトスペース」に引き籠ってしまった理由とは。これらの謎が物語が進むにつれ明らかにされていきます。

鬱や引き籠り、逃避といった内向きな心情と正面から向き合わされるストーリーということもあり、プレイ後に達成感や爽快感が得られる作品ではありません。しかし、心が動かされることは間違いない、そんな不思議な作品です。インディーゲームらしい独特の世界観を味わってみてはいかがでしょうか。



ニンテンドースイッチで発売されているインディーゲームの中からおすすめのタイトルを4つ紹介しました。タイプは異なりますが、どれもそのジャンルにおける良ゲーであることは間違いないありませんので、気になった作品はぜひ手に取っていただけたらと思います!


 
   

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