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真冬の恐怖。急死したミュージシャンのフィギュアたち全員がこっちを見ている?! 原因は…

女子SPA!

 近年の暑さ寒さで、自宅に冷暖房器具は必須ですよね。ただ、部屋の構造上、通常のエアコンが設置できない場合もあります。そんなときに役に立つのが、ウインドウエアコン(窓用エアコン)という、壁の穴開けや室外機の設置が不要で窓に設置できるエアコンです。

「もう十年以上前のことでしょうか。私が当時の彼氏で、今の夫の明人(仮名)と暮らしていたアパートには、部屋の構造上、通常のエアコンが設置できませんでした。だから、急いで安物のウィンドウエアコンを設置したんです」

 それが今でも忘れられない恐怖体験に繋がるとは……と、兼業主婦のMさんは、苦笑しながら話し出しました。

急逝したミュージシャンのフィギュアたちが全員こっちを見ている?!

「安物だけに、エアコンの稼働音がまるで工事の音のようでした(笑)。『ガガガガガガガ!』だったり、突然『ブオーン!!』と音を出したりして。本当にうるさくて、それで目が覚めることがたびたびあるほどでした。よく近隣住民から苦情がこなかったな、と思います」

 音の問題があるとはいえ、じゅうぶんに機能していたので重宝はしていた、とMさん。ところがある日、明人さんが恐ろしいことを言ってきたのだとか。

「私たちはとあるロックバンドの急逝したメンバー、Hが好きで、彼のフィギュアを飾っていたんです。お互い熱狂的なHのファンなので、Hのフィギュアはどんどん増えていきました。すると、明人が『Hのフィギュアが、全部、俺のほうを見ている』と言い出したんです」

 当然、Hのフィギュアを動かした覚えは二人ともなかったそう。それなのに、Hのフィギュアは、確かに明人さんのほうを全部見ていたのだそうです。

「明人には、『ウィンドウエアコンの振動で、たまたま明人のほうを見ているだけだよ』と言ったんですが……私も内心、とても怖かったです。向きを変えても変えても、明人のほうをフィギュアが見ているかのように移動するんですから」

 そして、これだけでは話は終わりませんでした。

電源コードが刺さっていなかったのに…

「2月の半ば、まさに厳寒という日に、ウィンドウエアコンの効きが悪い気がしたんです。しっかり暖まっていなくて、なんだか生温かいというか。

『まさか、電源から入ってないんじゃないか?』と明人が言うので、まさかと思いながらも電源を見ると、なんと、本当に刺さっていなかったんです。思わず、明人と『いつから刺さっていなかったんだろう……』と、顔を見合わせました」

 そこで、二人はあることに気が付きました。家にいるときはウィンドウエアコンをほとんどつけっぱなしだったハズなのに、その割には毎月の電気代が安かったのです。

「『え? これ、ずっと電源が入ってなかった、ってことはないよね?』と、二人で大あわてしました。電源が入っていなかったわけがないですよね。それなら、今まで部屋が温かかったののは何だったんでしょう。

それに、うるさいほど大きな稼働音や、何よりも、振動でHのフィギュアが明人のほうを見てくる理由の説明がつかなくなってしまうじゃないですか……。私たちは、無言で電源プラグを入れて、見なかったことにしました。次の請求から、電気代は高くなっていました」



引っ越したら怪異はおさまった

 その後、二人は結婚し、通常のエアコンが設置されているマンションへ引っ越し。冬になると、いまだにこの話が出てくるそうです。

「何がなんだか訳がわからないのですが、“怪異ばかりのウィンドウエアコン”っていう感じの話ですよね。Hのフィギュアですか? 今はタンスの上に飾っています。とくに異常はありません」

 なんらかの形で説明がつく現象が続いていたのか、はたまた、本当に怪異現象が起きていたのか……。今では真相は藪(やぶ)の中ですね。

<文/Marika>

【Marika】
霊視占い師。生まれつき霊感があり、ありとあらゆる不思議な経験を持つ。占いの能力に目覚めてからは、多くの人を鑑定している。 X:@Marika_uranaisi



 
   

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