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“座ったまま矢のような送球”で一躍脚光 巨人の5年目・山瀬慎之助にブレイクの兆し

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新生・阿部巨人で注目、もう一人の“慎之助”

27日に那覇で行われた巨人-日本ハムの練習試合。この中の“とあるひと幕”が大きな話題を呼んだ。

5-2と巨人が3点リードして迎えた7回表、一死一・二塁とピンチを迎え、打席には江越大賀という場面。泉圭輔が1ストライクからの2球目を投じた直後、これを受けた捕手の山瀬慎之助は次の瞬間、膝をついたまま思い切り腕を振って二塁に牽制球を送った。

判定はセーフも、座ったままで繰り出された矢のような送球に球場からはどよめきと拍手が沸き起こった。試合後、対戦した日本ハムの新庄剛志監督がこのプレーについて興奮気味に語ったこともあり、このシーンの動画はSNS上を中心に一気に拡散されることになる。

山瀬は星稜高から2019年のドラフト5位で巨人に入団したプロ5年目の捕手。昨季は一軍で5試合に出場、キャリア通算の一軍出場は13試合と実績的にはこれからの選手だ。それでも、昨季はファームでチーム最多となる69試合でマスクを被り、5年ぶりとなるイースタン・リーグ制覇に大きく貢献。二軍で培った経験を糧に、今季は一軍の舞台で飛躍に期待がかかっている。

特に今季は阿部慎之助新監督の下、チームは大きく生まれ変わろうとしているところ。捕手には昨季134試合に出場、侍ジャパンにも選出された大城卓三がいるものの、新指揮官はレギュラー捕手に関して明言はしていない。近年のNPBでは捕手併用制で成果をあげているチームも少なくなく、自軍投手や相手との相性、その時のコンディションによって使い分けていくという考えも主流となりつつあるだけに、山瀬にもチャンスはあるはず。

あとはその中でどれだけインパクトを残すことができるか。カギを握るのが、“先輩からの学び”だ。

4年連続の弟子入り、地元のレジェンドとの邂逅

山瀬が師と仰ぐのが、ソフトバンクの正捕手であり侍ジャパンメンバー常連の甲斐拓也である。

プロ1年目のオフから弟子入りし、今年の1月も4年連続で自主トレに参加。球界屈指の実績と経験を誇る捕手の先輩から様々なものを吸収してきた。

“キャノン”と呼ばれる強肩で知られる甲斐にも「すごい」と言わしめる肩力を持っているだけに、あとは技術面やリードで進化した姿を見せていきたい。

また、最大のライバルである大城と競っていくためには、打力の向上も欠かせない。その点において、今春はひとつ大きなキッカケとなりそうな出来事があった。球団のレジェンドOB・松井秀喜氏との出会いだ。

2001年5月生まれの山瀬にとって巨人の大先輩という印象は強くないかもしれないが、母校・星稜高の、そして石川県の大先輩にして大スター。それでも臆することなく機を見て質問を投げかけ、助言を得ることができたという。

こうして迎えた実戦の季節。新シーズンの開幕まで約1カ月、若手にとってはサバイバルの時期となるが、27日の練習試合は“つかみ”としてこれ以上ないものとなった。

話題となった驚愕のスローイングだけでなく、第2打席では追加点を叩き出すライトへの適時打。守ってもヨアンデル・メンデスやアルベルト・バルドナード、カイル・ケラーといった外国人投手ともしっかりコミュニケーションを取って日本ハム打線を3点に抑えた。

イニング間の投球練習時に二塁送球がマウンド上のバルドナードに直撃してしまうという思わぬアクシデントもあったが、大きな問題とならなかったのも不幸中の幸い。まずは良いアピールができたと言える。

巨人の扇の要に再び“慎之助”が収まる日がやってくるのか。山瀬慎之助の今後に期待したい。

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