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“舞鶴vs呉”肉じゃが発祥地論争、なぜ27年も? 「呉は教科書を無視した作り方」「舞鶴の10年前に東郷平八郎は来ている」

ABEMA TIMES

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 奈良と島根では相撲、大阪と北九州ではパンチパーマ、北海道の苫小牧と室蘭ではカレーラーメンなど、各地で起こっている発祥地論争。そんな中、27年間争い続けているのが、京都・舞鶴と広島・呉による“肉じゃが”だ。『ABEMA Prime』では両者を招き主張を聞いた。

【映像】27年続いている“肉じゃが発祥地論争”

 昔、海軍の東郷平八郎が「イギリス留学中に食べたビーフシチューを食べたい」と部下に作らせ、誕生したのが肉じゃがの元と言われる甘煮。それが記載されている「海軍厨業管理教科書」が、1988年に舞鶴で発見された。その後、1995年に舞鶴が肉じゃが発祥地を宣言。しかし、1997年に呉が「東郷平八郎は舞鶴の10年前に赴任していた」として発祥地を宣言したことで、論争が続いている。

 争っているのは権威だけではなく、具材や料理時間に関しても。広島県「くれ肉じゃがの会」会長の山下完治氏は「呉の特徴はジャガイモを半分にしか切らない。出来上がりがホクっとする」と話す。 一方、京都府「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」会長の伊庭節子氏は「教科書に34分で作るように書いてある。あんな大きいジャガイモで、34分でできるわけがない。それなのに“教科書通りに作っている”と主張しているのは意味が分からない」と反論。

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 「海軍厨業管理教科書」では、次のように作り方が記されている。一、油入れ送気(※加熱) 二、3分後 生牛肉入れ 三、7分後 砂糖入れ 四、10分後 醤油入れ 五、14分後 こんにゃく、じゃがいも入れ 六、31分後 玉葱入れ 七、34分後 終了。

 伊庭氏は「教科書通りやっていくことがおいしさの秘訣で、海軍の知恵の塊。何のために時間が書いてあるかということが、研究するうちに分かってきた。呉の会長さんは半分の大きいジャガイモがホクホクすると言われたが、この教科書のことを無視している。意味がない」と主張した。

■呉の主張「大空襲に遭って全部燃えてしまった」

 伊庭氏は、呉が発祥地を宣言した当時について次のように振り返る。「教科書が所在しているのが日本中で舞鶴だけということを根拠に、“舞鶴こそ発祥の地だ”と確信して世界に発信したいと。その情報を聞いた呉の市役所から、“面白いことを考えられたらしいですね”と電話があった。私たちは市民活動で自主的にやっているのに、呉は市役所の方がわざわざ聞いてきたわけだ。いや嬉しいわ、と思って資料をどんどん送ったら、2年後に私たちの主張をそのまま持ってきた」。

 これに山下氏は「東郷さんは呉に10年前に来た。10年も経ってから“ビーフシチューが食いたい”なんて言うわけがない。呉にいる時に、階級は下でも食べたいものを料理長に言って、それで今の甘煮ができたんだと。呉は大空襲に遭って全部燃えてしまったが、戦争の火が飛んでいない舞鶴は残っているというだけの差だ。調理法は全国の海軍に出回っているはずで、そういうことも知らずに“うちじゃ、うちじゃ”といつまでも舞鶴さんは言い切っている」と主張した。

 とはいえ、味については、伊庭氏「27年前に比べたら、呉はどんどんおいしくなっている」、山下氏「舞鶴さんは舞鶴さんでおいしい」とお互いを褒める発言も。というのも、旧軍港グルメ交流会なるものが毎年1回開かれ、舞鶴も呉も参加している(+横須賀と佐世保の4市)。そこでは、食べ比べもされているのだ。

 伊庭氏は「呉が発祥地と言い出した時、ものすごく腹が立ち、1年間もやもやし続けた後に殴り込みに行った。事前に行く日を伝えて、当日車で到着したら、テレビ局や新聞社がたくさん取材に来ている。舞鶴だけでやっている時もそれなりに盛り上がっていたが、それ以上に呉の人たちが盛り上がった。初めは潰して帰ろうと思っていたが、これだけ盛り上がるなら決着をつけたらもったいない。当時の会長さんと“次に決着をつけないか”と裏で取引をしたら、呉もしぶとく、気づけば27年だ」と明かした。

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