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余剰米を使用したクラフトビールをJALが協業、非航空領域の新たな価値創造を目指すコンテスト

マガジンサミット

日本航空株式会社(JAL)は、JAL Innovation Labにて2月21日に、スタートアップ企業を主な対象としたビジネスコンテスト「JAL Wingman Project」の新規事業発表会を開催。最優秀賞に、余剰素材をアップサイクルしたクラフトビールを開発・販売する株式会社Beer the Firstが選出され、余剰米をビールの原料に使用した「Japan Arigato Lager」が発表された。

JALは、「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画ローリングプラン2023」を策定し、ESG戦略を推進することで価値創造を実現し、中長期的な成長へつなげることを目指している。JAL Innovation Labは、この目標達成に向けた取り組みの一つとして、2023年度より「JAL Wingman Project」と題した、JALグループと共創を目指すパートナーを募集するビジネスコンテストを開催している。

同コンテストは、「より良い社会を目指し、社会に価値を生む新規事業を共に生み出す」ことをテーマに、非航空領域での新たな価値創造を目指すためのもの。今回は初年度の開催となり、今後毎年度同様のサイクルでコンテストを実施していく予定となっている。

募集は23年7月から行われ、約50社からの応募があった。9月の最終ピッチコンテストには5社が残り、最優秀賞を受賞したBeer the Firstと6か月間の協業が行われた。

Beer the Firstは、余剰素材をアップサイクルさせたクラフトビールの開発・製造および販売を行っている企業であり、企業としてのミッションや目指すものがJALのESG戦略にも合致することを理由に、最優秀賞に選出された。Beer the Firstは、ビールを作る工程の糖化の際に、余った災害備蓄菓子やラーメンの麺、米などを原料にしてビールを作っている。

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登壇した同社の代表取締役 坂本錦一さんは「空港のラウンジの余剰米に注目しました。ラウンジはお客様の満足度を下げないために、常にお米を切らさないようにしているんですね。その分、お米の余剰が出てしまうんですけど、今回そのお米をビールの原料として使用しました。満足のいく商品が出来上がった」と、余剰米を選んだ理由を説明。

また、「Japan Arigato Lager」という名称については「日本のより良い文化を発信していきたい。日本の文化の『いただきます』や『米粒を残さない』など、食に対する『敬意=ありがとう』を込めた商品です」と話した。

缶のデザインは2種類で中身は同じ。米農家の人や「いただきます」と手を合わせる人、旅行中の人などが描かれ、飛行機の窓を模したデザインにもなっている。ビアスタイルはコールドIPAで、フルーティな味わいやスッキリとしたビールになっている。

「Japan Arigato Lager」は、JALモール、JAL PLAZA、スーパーマーケットの「オリンピック」で販売が予定されている。

 
   

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