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Snow Man、10thシングル『LOVE TRIGGER / We’ll go together』新記録が特別である理由

Real Sound

Snow Man

 Snow Manが、記念すべき10枚目のシングルでまたも見事な数字を達成した。2月14日発売の両A面シングル『LOVE TRIGGER / We’ll go together』が、2月20日発表オリコン週間シングルランキングで自己最高となる初週売上119.3万枚を記録。9作連続の1位獲得とともに、Snow Man単独では自身初の初週ミリオンを突破した。さらに、今作については、発売2日間の売上ですでにミリオンを達成していたというから驚きだ。彼らにとってはSixTONES vs Snow Man名義でリリースしたデビューシングル『Imitation Rain/D.D.』以来の出来事となり、デビュー5年目突入後初のリリース作で、グループの大きな成長を証明する結果となった。

(関連:Snow Man 岩本照振り付け曲の特徴は? 「Infighter」「君の彼氏になりたい。」などダンスにおける中毒性

 ここまで順調にリリースを重ね、セールスを伸ばしてきた流れからすれば、一見当然のように思えるかもしれない。しかし、シングル『LOVE TRIGGER / We’ll go together』で掴み取ったこの栄冠には、特別な重みを感じてしまう。2023年、彼らを取り巻く環境は大きく変化した。長年積み重ねてきたものが一瞬にしてなくなることがある、続いていくことは当たり前ではないということを身をもって経験したのだ。そんな中、岩本照主演ドラマ『恋する警護24時』(テレビ朝日系)と主題歌「LOVE TRIGGER」、渡辺翔太主演ドラマ『先生さようなら』(日本テレビ)と主題歌「We’ll go together」が無事に制作され、メンバーたちが数え切れないほどのテレビ番組や雑誌に登場し、多くの人がドラマやシングルを楽しんでいる今があるというのは尊いことである。

 グループでの活動はもちろん、2人以外にもメンバーの活躍を様々なシーンで目にする。阿部亮平はクイズや情報番組に出演しながら「SMILE-UP.」の一員として災害ボランティアに参加、目黒蓮、ラウールはそれぞれファッション界で頭角を現し、深澤辰哉、向井康二、宮舘涼太は連続ドラマに出演、佐久間大介は出演映画『マッチング』の公開が控えるなど、キャリア史上もっとも活動が活発化している印象すらあるほど。『LOVE TRIGGER / We’ll go together』発売までの期間は、今まで以上にその時々に与えられたチャンスに9人が全力で臨み、ファンにこれまでと変わらずに自分たちのエンターテインメントを届けられるようなさまざまな調整をしながら、グループとして前に進むことをひたすら行動で示し続けた日々だったように思う。そういった取り組みが今回の成果に結びついたと言える。

 肝心の中身もかなり力が入っている。まずは、岩本が愛聴していたというI Don’t Like Mondays.から楽曲提供を受けた「LOVE TRIGGER」。裏声を多用したメンバーの歌唱も印象的な洗練されたダンスミュージックが、Snow Manのスマートな魅力を引き出すナンバーだ。岩本が担当した振り付けは、独創的でありながらも細かな動作や決めのポージングなど、メンバー一人ひとりがひときわ輝くトリガーとして機能している。フォーメーションでは、シンメトリーや2人ずつのセンターポジションなどが多く取り入れられており、ファンのツボもおさえた仕上がりだ。アーティスティックなリップシンク&ダンスシーンを楽しめるMVはもちろん、初回盤A収録のマルチアングルでは一人ひとりのダンスをじっくり楽しむことができる。

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 「We’ll go together」は、つい口ずさみたくなる耳馴染みのよいメロディを9人が歌い繋いでいく歌ものナンバー。プロモーション期間には、初の試みとして歌唱シーンをメインにしたパフォーマンスビデオがYouTubeにアップされた。それぞれが考えたデートプランを彼女視点から映していくMVには、一緒に過ごすシチュエーションや移動手段など、細部にまで個人のアイデアが詰め込まれている。初回盤A収録のメイキングではそれぞれの撮影シーン、初回盤B収録のマルチアングルでは一人ひとりのデートの模様を追う映像も。MVにはYouTubeバージョンの先の展開が用意されており、シングルを購入した人のみが全貌を知ることができる。ユニット曲以外での屋外ロケ撮影ありのMVは「Snow World」以来ということもあり、特別感のある一曲となった。歌詞については、幅広い解釈をすることのできる普遍的な内容ではあるものの、現在のSnow Manが歌うことでファンに向けたメッセージとしてより強く響く。歌詞カードを見ながらその言葉一つひとつを大切に受け取ることで、また違った味わいがあるはずだ。

 初回盤B収録の「10枚目シングル発売記念!Snow Man特典映像アワード」では、過去の特典映像のゲーム対決の中からファンが選んだ名シーンをアワード形式で振り返った。長年応援してきた人にとっては懐かしく、最近ファンになった人にとっては貴重な映像の宝庫。この特典だけでも語るポイントは数あれど、選出コメントに耳を傾けるメンバーたちのいい表情は見逃し注意だ。そして、3形態同時購入特典として今回初めて用意されたカレンダーも撮り下ろし写真で構成するというこだわりをもって制作された。例年販売されてきたカレンダーのクオリティに特典という形で最大限近づける努力をしたこともメイキングの中で語られていた。どうしたらこれまでと変わらないものを提供できるか、どうしたら喜んでもらえるのか。本作からは、これまで以上にそういった作り手の思いを感じることができる。

 パフォーマンスする姿も見てみたい全編英語詞による「NEXT」と 『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)テーマソング「ココロヒトツ」、通常盤収録の2曲で歌われているのは、自らや仲間を奮い立たせ次なる未来へと進んでいこうとするグループの頼もしい決意表明だった。止まることなく突き進んでいくSnow Manの次なる展開が待ち遠しい。

(文=竹上尋子)

 
   

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