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飛行機の安全を支えるMRO Japan、航空機の重整備に潜入〜どんな作業が?!【Part1】

FlyTeam

「MRO」という言葉をご存知ですか?Maintenance(整備)、Repair(修理)、Overhaul(オーバーホール)の略で、航空機の安全に欠かせない役割の略語です。そんな“MRO”サービスを専門に提供する日本唯一の会社が、那覇空港に所在する「MRO Japan」です。第1滑走路に隣接する整備格納庫(ハンガー)は、那覇空港を利用する際に目にすることができます。飛行機の安全運航には欠かせない整備や修理が行われている巨大なハンガーに潜入し、その様子をレポートします。

MRO Japanとは?

© FlyTeam ニュース
那覇空港に隣接するMRO Japan 整備格納庫

主に伊丹空港で全日本空輸(ANA)の航空機整備を行う会社として、2015年に設立されました。その後、2019年に拠点を沖縄・那覇空港に移転する際に、ジャムコや三菱重工、沖縄地元企業なども出資し、航空産業・沖縄の地域に根ざした企業へ変化しています。事業内容は、航空機の定期検査や整備、修理に関わるドック整備を主な柱としています。その他にも、空港内での到着から出発までの間に行うライン整備も行っています。

この記事の様子は、一部を動画で見ることが可能です。

■ドック整備

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MRO Japanではボーイング737・767・777・787・747-8、エアバスA320、DHC-8-400型機に関する国土交通省航空局(JCAB)の整備認定を受けており、航空会社で運航する航空機の整備を行っています。また、2022年には欧州航空安全庁(EASA)のA320・A321型機の整備認定を受けています。

同社のハンガーは那覇空港 第1滑走路に隣接し、大きな航空機を丸々3機格納できる広大な施設で整備や修理が進められています。そのハンガー内部には整備を行うための足場やクレーンなどを備えています。“重整備”と呼ばれる一定の飛行時間やサイクルを経過した際に行われる大規模な整備、軽度な整備、機体の修理作業が日々行われています。

取材時には、ANAのボーイング767-300型機「機体記号:JA615A」、AIRDOのボーイング737-700型機「JA07AN」、ANAウイングスのDHC-8-400型機「JA846A」 の重整備が、3機並行して行われていました。

■ANA ボーイング767-300型機「JA615A」
© FlyTeam ニュース
MRO Japan 格納庫内で塗装を行うANA ボーイング767-300型機「JA615A」
■AIRDO ボーイング737-700型機「JA07AN」
© FlyTeam ニュース
MRO Japanで重整備中のAIRDO ボーイング737-700型機「JA07AN」
■ANAウイングス DHC-8-400型機「JA846A」
© FlyTeam ニュース
MRO Japan 整備格納庫内のANAウイングス DHC-8-400型機「JA846A」重整備の様子

整備には専門的な知識や経験が必要になるため、整備員はそれぞれ「塗装整備部」「構造整備部」「機体整備部」の3つの大きな専門部署に所属しています。「機体整備」はさらに、「機体整備1~4課」「客室整備課」「電装整備課」に分かれています。部署は分かれているものの、点検・整備の実務では連携して作業することも多いそうです。整備員にとって最も大切なこととして、MRO Japanの岩本さんは「“コミュニケーション”がとても大切です。」と話します。今回重整備を行なっていた3機は、それぞれ点検・整備を行う項目は一機ごとに異なり、それぞれ1か月ほどの時間をかけて、重整備を行なっている最中でした。

© FlyTeam ニュース
MRO Japan 整備格納庫内 岩本さん

綿密なスケジュール計画に基づき、各部署が連携しながら作業を進めますが、整備中にはさまざまな困難もあるそうです。想定外の修理や交換品が必要になることも。その場合には、各部署で作業の順番の見直しなどを行い、納期に間に合わせるように連携がとても重要だと話していました。

■塗装整備

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