凛とした立ち姿と白い花が特徴のスイセンは、日本にも自生していて昔から育てられている球根植物です。花が咲くと、甘くて優しい香りを楽しむことができます。
スイセンは土だけではなく、水耕栽培でも簡単に育てることができます。
ガーデニング初心者でも育てやすい、スイセンの育て方や花言葉、注意点などを詳しくご紹介します。
初心者でも育てやすいスイセンとは
古くから日本に自生してよく見かけるスイセンは、雪中四友の一つに数えられている冬を代表する ヒガンバナ科の球根植物 です。原産国はヨーロッパなどの地中海で 園芸品種として人気が高く、スイセンの種類は1万を超えています。
種類によって開花時期は異なりますが、 11月〜4月まで甘く優しい香りを放ちながら開花 します。花色は白、黄色が多いですが、ピンクやオレンジ色などもあります。
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よい香りがするので、香料の原料にも使われています。
スイセンの花言葉
スイセンの花言葉は 自己愛、神秘、自惚れ です。
花言葉の由来はギリシャ神のナルキッソスに由来します。絶世の美男子だったナルキッソスは水の精霊に惚れられましたが、冷たくあしらってしまったため「自分に恋をする」呪いをかけられてしまいました。池の水面を覗き込んだナルキッソスは、自分自身に恋をして池に落ちてしまいました。
池のほとりには一輪の花が水面を覗き込むようにして咲いていたことから、ナルキッソス(スイセン)と呼ばれるようになったそうです。