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豊島区で「女性の視点からの防災講座」開講 救急や災害現場での女性の活躍を紹介

TOKYO HEADLINE

 豊島区のとしま産業振興プラザにて、2月10日に「女性の視点からの防災講座」が行われた。

 豊島区では災害時に地域住民と共に開設・運営する救援センターにおいて、女性の視点に立って活動する女性防災リーダーの育成を目指し、区内在住の女性を対象に講座を開講。

 冒頭で、豊島区危機管理対策本部の岡谷晃治危機管理監が「元日に能登半島地震が起きて、豊島区でも被災地支援で七尾市に19トンの水、内灘町に簡易トイレ、志賀町にブルーシートやタオルなどの救援物資を搬送した。警視庁では災害が発生するとまず広域緊急援助隊、2週間ほど経つと女性警察官を中心とする生活安全特別派遣部隊を派遣する。東日本大震災、熊本地震の際に派遣された女性警察官に話を聞くと、やはり避難所には絶対に女性の視点が必要」などと挨拶した。

 前半は、池袋消防署地域防災担当の久保田裕子司令補が登壇。池袋消防署内に設置される「デイタイム救急隊」について「平日の日中の時間だけ出動する救急隊のことで、今まで東京消防庁では24時間勤務の救急隊のみだったが、令和元年に池袋で初めて発足した。池袋消防署周辺の日中の救急需要と、交代制勤務が困難な職員の活躍のためという目的があり、現在都内では10隊のデイタイム救急隊が運用されている」と説明した。

「池袋消防署では、特に女性活躍の場としてデイタイム救急隊に重きを置いていて、予備を含めて7人のデイタイム救急隊のうち男性は1人。デイタイム救急隊という制度がないと、救急員の資格を持った女性が救急車に乗るチャンスがなくなってしまうので、どんどん増えていったら活躍の場も増えていくと思う」

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 業務に当たる際の苦労に「子どもの体調不良やイベント」を挙げ「女性全員が子育て中なので同時多発的に体調不良が起こることもある。面と向かって “女性だけじゃだめだ” と言われたこともあるが、傷病者を安全に搬送できなさそうだと判断したらポンプ隊を呼んでいるので安心してほしい」。東京消防庁の職員は震度6弱の地震で原則全員が参集するといい「自分と家族が無事であることが前提なので、自分と家族がけがしないための対策を常日頃から考えて行動している」と明かした。

 続いて防災危機管理課の静優夏さんが登壇し、石川県志賀町の被災状況を「瓦屋根の重みに耐えきれず損壊した住宅や道路の陥没、ブルーシートを張った住宅などがあった。応急危険度判定調査で危険の張り紙をした建物も多く見受けられた」、避難所の様子を「多目的ホールを段ボールで区切って生活し、段ボールベッドの上で寝ていた。仮設トイレは男性用、女性用が分かれている場所もあり、更衣室も設けられていた。発災直後は段ボールベッドがなく雑魚寝の状態で、高齢の方には大変厳しい状況だったと聞いた」などと語った。

「東京くらし防災」のリーフレットの内容を交え「女性として個人的に備えておきたいものは、生理用品、トイレ袋、クレンジングシート、からだ拭きシート、口腔ケアグッズ、モバイルバッテリー。寒い時期には防寒グッズやアルミシート、私は目が悪いのでコンタクトレンズやメガネの替えを日頃から持っておくとよいと思う」、日常備蓄に「なくなる前に買って古いものから使うローリングストックを行っていただけたら。生理用品などは防災バッグに入れっ放しだと劣化するので、日頃からストックして使っていくのが一番いい」と解説。

 豊島区では生理用品や子ども用、大人用の紙おむつ、粉ミルクや液体ミルク、使い捨ての哺乳瓶、トイレ袋、段ボールベッドなどを各避難所や救援センターに備蓄。トイレ対策として令和7年度末までにすべての避難所や救援センターにマンホールおよび災害用トイレを整備し、救援センターの配置図や運営についても紹介した。

 後半は「被災時における避難所において、さまざまな意見が反映できる運営体制を作り上げるにはどうすればよいか?」をテーマに参加者の意見交換会が行われた。

 
   

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