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東京03 飯塚悟志初主演ドラマ『高速を降りたら』NHKで3月放送 共演に松澤匠、山脇辰哉ら

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特集ドラマ『高速を降りたら』写真提供=NHK

 東京03 飯塚悟志が初主演を務める特集ドラマ『高速を降りたら』が、3月19日にNHK総合・BSP4Kにて放送されることが決定した。

参考:東京03 角田晃広、喜劇俳優としての才能を発揮 『これは経費』『いだてん』で見せる“破壊力”

 本作は、「“男らしさ”に意味なんかない」と思いながらも、“男らしさ”を考えずにいられない日々感じる“らしさ”への呪縛と格闘した物語。深夜の車中で繰り広げられる、軽快だけど、身につまされる会話劇が展開される。

 地方の病院。父のベッドを囲んでいる3姉妹の娘たち。深夜に突然、父の容体が急変。3姉妹はそれぞれの夫を呼び出すことに。交通手段がない午前0時。1台の車に、長女の夫、次女の夫、三女の夫の男3人。深夜、高速で義父の病院を目指す。“義理の兄弟”という絶妙な距離感のなかで、自分の“男らしさ”でマウントを取り合うオギノ、トミタ、コマキの3人。しかし、彼らにはそれぞれ、知られたくない秘密があり……。

 長女・栞を山田真歩、栞の夫で主人公となるオギノを飯塚、次女・円を石橋菜津美、円の夫・トミタを松澤匠、三女・泉を清水くるみ、泉の夫・コマキを山脇辰哉がそれぞれ演じる。

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 脚本を手がけるのは、創作テレビドラマ大賞・佳作一席『塔の三姉妹』の武田雄樹。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などに参加した佐藤玲衣が演出を担当する。

コメント
●飯塚悟志(東京03/オギノ役)
最初に台本を読ませてもらった時にびっくりしたぐらい、ずっと車内で3人きりで延々と会話するシーンが多くて、しかもその内容もすごく軽快で面白かったので、ドラマというより普段のコントの延長みたいな感じで楽しくやらせてもらえました。高速道路を車で走るシーンは演者は実際の車の中だけど背景は全部LEDという最新の撮影方法で、今こんな時代なんだ!?と興奮しきりでした。僕もまだ出来上がりは観てないのですがきっと面白いドラマに仕上がってると思いますので皆様ぜひご覧ください!

●武田雄樹(脚本)
例えば大人数の飲み会で、自分の知らない話題で場が盛り上がっている時。僕はよく知ったかぶりをしてしまうことがあります。全然分かってないのに「はいはいはい」と適当な相槌を打ったり、誰かが笑うタイミングで一緒に笑ったり、自分にバトンが回ってこないようにそっと息を潜めたり。ただ一言「あんま詳しくなくて…」と言えればいいのに、それが出来ない。弱さをさらけ出せない男であり、大人になった今も男らしさの規範から降りられずにいる男の一人です。だからこそ今一度「男らしさ」について考えたいと生まれたのが本作です。高速を走る一台の車、その車内で、己を男らしく見せたい男たちが繰り広げる不毛なやり取りを楽しんで頂けたら幸いです。

●佐藤玲衣(演出)
「男の子なのにこんな抜け殻も触れないのか」
小学生の頃、帰省していた祖父の家で私の双子の兄が言われていた言葉です。祖父の手の中には大きなセミの抜け殻。兄は黙っていました。情けない、と笑う祖父。なぜかこの瞬間のことが、頭にこびりついています。よく「お兄ちゃんも背が低いの?」と聞かれます。答えると「双子で小さいのがレイちゃんの方で良かったね」と言われます。その度に「もし兄も身長が低かったら何が“良くない”んだ?」と思っていました。でも、それを口に出したことはありません。適当に流したら一瞬で終わることだったからです。
企画を立ち上げたとき、初めて兄のことを考えました。私が流してきたことを直にくらってきた兄。全てを正面から受け取っていたら……兄は間違いなく、あの時の祖父になってしまうと思いました。
このドラマは決して「男性だって大変なんです!」と訴えたいわけではありません。ただただ、“私たちっていったい何に縛られているんだろう……?”ということを言ってみたいと思いました。知らぬうちに植え付けられている呪縛の芽を摘んで、ふっと心が軽くなる……そんなドラマを目指しました。ぜひお楽しみください。

(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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