『ペルソナQ2』映画の世界で邂逅するペルソナ使いの新たな物語
『ペルソナQ2』映画の世界で邂逅するペルソナ使いの新たな物語
日本のみならず、世界規模で人気を誇る『ペルソナ』シリーズ。そのナンバリングタイトルがクロスオーバーする作品として話題の『ペルソナQ』シリーズ最新作、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』(以下、『ペルソナQ2』)が […]

日本のみならず、世界規模で人気を誇る『ペルソナ』シリーズ。そのナンバリングタイトルがクロスオーバーする作品として話題の『ペルソナQ』シリーズ最新作、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』(以下、『ペルソナQ2』)が発売された。前作では、『ペルソナ3』や『ペルソナ4』のキャラクターたちが協力してさまざまなダンジョンを踏破していったが、今回は新たに『ペルソナ5』のキャラクターたちも参戦。本稿では、本作のストーリー、ダンジョン探索、行く手を阻む“シャドウ”との戦闘にスポットを当て、その魅力を紹介していく。
なお、先に述べておきたいが、筆者は前作『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』も含め、『ペルソナ』シリーズをプレイしたことがない人にはぜひ本作からプレイしてもらいたいと思っている。理由は後述しているので目を通していただけると有難い。

文 / 長田雄太

ナンバリングから独立したオリジナルストーリー

シリーズ作品がクロスオーバーする本作は、『ペルソナQ』初参戦となる『ペルソナ5』のキャラクターたちの視点でスタート。“心の怪盗団”として活動する彼らはダンジョンを探索している最中、突如不思議な空間へと吸い込まれる。行きついた先は出口が頑丈に施錠された見知らぬ映画館。そこで出会った映画館の支配人・ナギによると、心の怪盗団のメンバーはなんと映画のスクリーンから出てきたという。

▲心の怪盗団は、歪んだ欲望を持つ人間が生み出すダンジョン“パレス”に潜入でき、その人間の欲望の根源“オタカラ”を奪い、改心させることを主な活動としている(写真は上画面)

▲本作の主人公である心の怪盗団のリーダーにして『P5』主人公、コードネーム・ジョーカーの名前は設定可能。主人公は会話の際に豊富な選択肢が設けられており、今作では『P5』のキャラクターたちが主体となってゲームを楽しむことができる(1枚目は上画面、2枚目は下画面)

迷い込んだ映画館には何があるのか? そもそも、なぜ映画館へと迷い込んだのか? 謎が多く残るなか、心の怪盗団は迷い込んだ途中ではぐれた仲間を探すべく、スクリーンのなかの映画世界(ラビリンス)へと足を踏み入れる。

▲映画館には客の姿が全く見当たらず、いるのはナギと謎の少女・ひかり。そして、正体不明の存在で、触るとぽよんぽよんしている映写技師のドーだけ(写真は上画面)

本作では、少数の意見が聞き入れられず排除されるコミュニティや、圧倒的な権力が振りかざす正義を盲目的に信じる人々など、人間の闇の部分が各映画の世界で表現されている。そして、“ペルソナ”と呼ばれる特殊な能力を持つキャラクターたちがこれらの闇に向き合い、自分たちが信じるもののために戦う姿は、シリーズ共通の大きな魅力だ。彼らが、映画の世界で待ち受けるさまざまな困難をどう乗り越えるのか。それが物語の見どころと言っていいだろう。
また、先述したように『ペルソナ3』や『ペルソナ4』のキャラクターたちも登場。彼らが一堂に会す大所帯の作品で、シリーズの垣根を越えたキャラクターたちの掛け合いは、シリーズを遊んだことがあるファンにとってはこのうえないご馳走だ。では、本作は『ペルソナ』シリーズファンのためだけの作品なのか? いや、そんなことは決してない。むしろ、筆者的にはシリーズ初心者にもおすすめしたい。

▲『PQ2』には、『ペルソナ3 ポータブル』より主人公(女性)も初参戦。彼女のみならず、心の怪盗団が異なるシリーズのキャラクターと出会うシーンは、ファンのテンションを爆上げしてくれること(写真は上画面)

本作はオリジナルのストーリーで展開されるため、シリーズを知らない人でも十分楽しむことが可能。不思議な映画館に飛ばされてきたキャラクターたちが、一からさまざまな謎に挑んでいくため、彼らと同じテンポでストーリーを理解し追うことができる。そのうえで3作品のキャラクターたちを1作品で一気に知ることができる、まさに一石二鳥ならぬ“一石三鳥”の作品なのだ。

▲筆者が好きなキャラクターは、『P4』の主人公。いとこの小学生“菜々子”を大切に想っており、別作品では“鋼のシスコン番長”というふたつ名を付けられたことも。なお、本作ではジョーカーをはじめ、各シリーズの主人公の名前は自分で決めるようになっている(写真は上画面)

シリーズに登場するキャラクターはみな個性的かつ魅力的。“心”を持つロボット美少女やお茶目でお調子者のクマなども登場し、ストーリーを進めていけば自然とお気に入りまたは気になるキャラクターも出てくるはずだ。そのキャラクターのことを「もっと知りたい!」と他のシリーズにも自然と興味が湧いてくることだろう。

▲映画館では、キャラクターたちが和気あいあいとしている姿を見ることができる(写真は上画面)

『ペルソナQ2』映画の世界で邂逅するペルソナ使いの新たな物語は、【es】エンタメステーションへ。

(更新日:2019年1月12日)

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