top_line

観客も大興奮、3カ月に渡る『モンスト』プロツアー・ファイナルを制したチームは!? 『モンプロ2018』ファイナルレポート

SPICE

スマホゲーム『モンスターストライク』のプロ8チーム32選手が全国5カ所を巡って戦い抜く「モンスターストライク プロフェッショナルズ2018 トーナメントツアー」は、12月22日(土)に名古屋で行われた第5戦で、ツアーファイナルに進む4チームが決定した。

第5戦では、すでにツアーファイナル進出を決めていた「今池壁ドンズα」と、2位につけている「GV」のホーム 名古屋ということもあり、熱い声援の中で「GV」が優勝。「今池壁ドンズα」は第1戦、第2戦と優勝を決めてはいるものの、第3戦以降は優勝がない状態でツアーファイナルを迎えた。


会場は初戦と同じ「アキバ・スクエア」



12月29日(土)ツアーファイナルが開催されたのは、第1戦が行われた東京・秋葉原の「アキバ・スクエア」だ。年末にもかかわらず、会場には第1戦より多くのファンが訪れ、開始前から相当な熱気で、当日立ち見も出た。ツアーが回を重ねるごとに増えた観客、スポンサーの展示アイテム、出店も賑わっている。


当日は立見券も販売されるほど賑わった



ツアーファイナル進出4チームが登場してバトル開始

18時になると、時間通りツアーファイナルがスタートした。この日優勝をかけて争うのは全部で4チーム。その4位からポイント数・順位を発表しながらMCの吉田早希がステージに呼び込んでいく。


MCの吉田早希がステージ上で進行



まず最初にコールされたのは67pt・4位の「はなっぷ」。客席後方から登場、花道をステージに向かうと声援が飛び交う。次は76pt・3位の「アラブルズ」。どちらもメンバーが若く、ツアーの中で着実に成長して優勝を勝ち取り、成績を伸ばしたチームだ。そして102pt・2位の「GV」で歓声はさらに大きくなる。会場にはチームと同じオレンジのパーカーを着たファンも目立つ。だが、112pt・1位「今池壁ドンズα」は、歓声の大きさが格段に違った。会場全体が湧き上がる。


各チームが呼び込まれると場内から歓声がとびかった



まずは全チーム揃ったところで、各チームの代表が意気込みを語る。そこで各チーム共に会場の応援を求めた。それぞれが地元で観客の声援を得て優勝した経験から逞しさを身に着けた姿に見えた。

そして、舞台上ではすぐさま一回戦へ。実況はeスポーツキャスターの平岩康佑、解説はS嶋が務める。

ツアーファイナルではトーナメントツアーであったタイムトライアルはなく、いきなりのバトルRoundとなる。9ステージの中からツアーでの獲得ポイントが高いチームが、ステージ指定もしくはピックの先行・後攻のどちらかを選択できるルールだ。したがって、ファイナル終了後はポイント獲得数の高いチームはステージを絞って練習できた。だが、ピックにこだわる場合はその限りではない。どちらを優先するか、また3位以下のチームは第一試合以外はより多くのステージで練習を積む必要があるということになる。


大画面でバトルの様子を同時中継



バトルは決勝以外、先に2勝したほうが勝ち抜け、決勝は先に3勝したチームの勝ちとなることがアナウンスされ、1位の「今池壁ドンズα」と2位「GV」の戦いが始まった。


「今池壁ドンズα」



「今池壁ドンズα」はステージ選択を選択、得意とする「冥黒の女王」ステージを選んだ。ということで先行「GV」でキャラピック、そして編成を決めたところで5からチームメンバーも含め会場全体でカウントダウンをし、バトル開始。怒涛のような声援が巻き起こる。先に2勝したほうが勝ち抜けとなる戦いだ。


第1ゲームを勝利した「GV」



第一試合の第1ゲームは、「今池壁ドンズα」が途中まですさまじい速さで撃破して進んだが、残り2ステージ僅差で取り残しを戻せず破れた。しかし、同チームはこれで動じることなく、その後連続して「妖光の狐少女」「翠緑の生命体」ステージでのバトルを危なげなく勝ち、順位通りの強さを見せつけた。

これで「今池壁ドンズα」はシード権を得て決勝に進むことになる。

会場を巻き込みながら戦う「アラブルズ」vs「はなっぷ」

今度は3位「アラブルズ」と4位「はなっぷ」の戦いだ。実は両チームはここまで直接対戦がないという初顔合わせのバトルとなる。「はなっぷ」のリーダー・乙くん@ルイちゃん狂はマイクを持つや「はなっぷの応援が聞こえねえぞ!」と会場を煽り、そのうえで先行を選択した。


第4位の「はなっぷ」



両チームとも若さと勢いで会場を巻き込みながらバトルを進める。特に「アラブルズ」は第一戦から勝利を取った時はメンバー全員、声を出して手を上げ自らの気分を鼓舞するスタイルで勢いを加速していく。しかし、第二戦で雄叫びを上げたのは「はなっぷ」だった。だが、第三戦を取ったのは素早い突破力を見せた「アラブルズ」。これにチームはハイタッチで喜びを表す。「はなっぷ」は拍手でそんな彼らを称えた。


勢いのある「アラブルズ」



勝利した「アラブルズ」は休む間もなく「GV」との三位決定戦に臨む。インターバル無しで集中力と闘志を保たなければならない。相手は「はなっぷ」より順位が上で格上の「GV」で、また違う戦い方をしなければならない。


「アラブルズ」と対戦する「GV」



しかし、ここで「GV」は格上の強さを見せつける。ステージ選択で「アラブルズ」が勝ち抜いた「天地開闢の始神」を選んできた。挑発的ともいえる選択だ。このゲームを僅差からリードを広げて突破する。「アラブルズ」も第2試合と同じく会場を盛り上げながら競ったものの、ミスのなかった「GV」が2連勝して決勝へ進んだ。最後は普段から仲がよいチーム同士、抱き合ってお互いの検討を称え合った。


会場は両チームの応援団もいて盛り上がる



ここで決勝を前にブレイクタイム。1月5日から『モンストジュニアグランプリ2019』の告知も行われた。

いよいよ決勝!先に3勝するのはどっちだ

そして、いよいよ決勝戦だ。2チームが改めて呼び込まれる。

意気込みで「今池壁ドンズα」のなんとかキララELは、「ここまでトロフィーを見続けてきた、絶対手に入れます、応援よろしく」と熱く絶叫した。


決勝戦での「今池壁ドンズα」



決勝戦でのステージは決まっていて、第一ゲームは「翠緑の生命体」ステージ。「今池壁ドンズα」は後攻を選択、相手の出方を見る戦法に出た。しかし両チームともキャラピックは早く、迷うことはなかった。そして第一ゲーム、拮抗する戦いの中で「今池壁ドンズα」が勝利を収める。

続いては「水駆ける天叢雲の皇子」ステージだ。ここは両チームとも全て反射型を選択。そして、僅差の0.5手差で「GV」が勝利。初戦と同じ流れとなった。第3ゲームのステージは「冥黒の女王」。これをしっかり勝って、優勝に王手をかけた。


再び「今池壁ドンズα」と戦う「GV」



第4ゲームは「天地開闢の始神」。会場の声援もひときわ高くなる。声も枯れる勢いで叫ぶファンも多い。当初やや「GV」が先行したものの、ステージ7で逆転、そのままゲームを勝ち抜けて「今池壁ドンズα」の優勝が決まった。


第4ゲームで「今池壁ドンズα」が「GV」を下した瞬間




大興奮の会場



そして表彰式、全チームが揃い、各チームに賞金と副賞が、3位以上のチームには加えて盾が贈られた。さらに1,2位のチームにはトロフィーが贈呈された。受賞コメントでは「面白かった」「次はさらに強くなっていたい」という声が多く、来年度の戦いがより盛り上がってほしいというチームの思いも伝わってきた。


各チームリーダーがコメントを語る




念願の優勝カップを手にした「今池壁ドンズα」



トーナメントツアー第5戦で負けて泣いた「今池壁ドンズα」リーダーのなんとかキララELは「この3カ月、いち早くファイナル進出を決めてファイナルで必ず勝つと決めていた。優勝できないので調子が悪いんじゃないかとも言われたが、ハナからツアーファイナルの優勝を狙っていた。第1戦の時は今日ほどお客さんもいなかったけれど、少しずつ人が増えていって、いつもおるやん、というお客さんも増えて嬉しかった。もっともっとプロもお客さんも増えるといいなと思います」とコメントした。


4チーム全員揃ってポーズ



また、解説のS嶋は対戦中にツアーを通じてチームの実力が向上したことをコメントしていたが、最後に現地に来てくれる人の多さ、熱さも感じられるようになった。今後、「今池壁ドンズα」を破るチームは現プロチームなのか、新たなプロなのか、それともジュニアから出てくる若い人なのかも楽しみ」と語った。

かくして「今池壁ドンズα」は優勝賞金1,000万円と念願の優勝トロフィーも手にして『モンスターストライク プロフェッショナルズ2018 トーナメントツアー』は幕を閉じた。


ファイナルの優勝賞金1,000万円を手にした「今池壁ドンズα」



果たして来年度はどうなるのか、したたかで戦略的なまさにプロの戦いを見せてくれた「今池壁ドンズα」を打ち破るチームは出てくるのか、今から楽しみだ。

 

取材・文・撮影:梅田勝司

 

 

TOPICS

ランキング

ジャンル