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玉木宏、育児の楽しさと難しさは半々「楽しい瞬間がたくさんあるからこそ、一緒にいて面白い」【インタビュー】

エンタメOVO

 玉木宏が主演するドラマ「ジャンヌの裁き」が、毎週金曜よる8時からテレ東系で放送中だ。本作は、少女漫画家のシングルファーザー・越前剛太郎が、ジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように検察審査会のメンバーと共に検察に立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていくエンタメ司法ドラマ。(※検察審査会…日本国民からランダムに選ばれた11人が、検察による不起訴処分の判断が本当に正しかったのかを審議する会)

 主人公の越前剛太郎を演じている玉木がドラマの見どころや自身の子育ての様子、今年の抱負についても語ってくれた。

ー本作では、少女漫画家で2児のシングルファーザー役を演じられていますが、最初に作品のお話を聞いたときの印象はいかがでしたか。

 昨年は個性の強い作品をやっていたので、いわゆる日常を描いた現代劇は久しぶりという印象でした。台本を読んだときは、僕も剛太郎と同じように子どもをもつ父親なので、すごくリアリティーがあると感じましたし、日常生活がありながらも検察審査員に選ばれて参加しなければならない忙しさは理解できたので、そういうアタフタ感も演技をする上で見せていけたらと思いました。検察審査会を題材に描かれるドラマはこれまでなかったので、検察審査会について「なるほどね」と知りながら見られるドラマになっていると思います。

ー越前剛太郎という役柄については、どのように捉えて演じていますか。

 台本を読んだ段階で頭の中に吉田鋼太郎さんが浮かんで離れず、ずっと鋼太郎さんのことを思い浮かべていたのですが(笑)、撮影に入ってようやく自分が越前剛太郎だとふに落ちた感があります。見終わった後に優しい気持ちになれる作品になるのかなと思いながら撮影しています。

ー越前剛太郎という役柄に、玉木さん自身が共感する部分はありますか。

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 子をもつ親として、剛太郎の気持ちは理解できます。剛太郎が子どもたちのお弁当を作るシーンでは、僕自身も毎日のように朝5時台に子どものお弁当を作って、幼稚園に送り迎えしているので、その手際などは自分の生活や経験を生かしています。また、自分のためだけに動くのではなく、自分を犠牲にしてでも子どもの安全は確保したいという気持ちも、すごくよく分かります。

ー少女漫画家という設定については、どのように受け止めていますか。

 剛太郎が本来描きたかったのはヒーローもので、少女漫画は意図したところではなく、たまたまヒットしてしまったのだと思いますが、彼の持っている優しさや繊細な部分は、きっと少女漫画の方によく表れたのではないかなと思っています。ただ、生活していかなければいけないし、漫画が売れなければ致命的なことになってしまうので、子どもに「マンネリ化してる」と指摘されたことに関して悩みを持っていると思います。

ー検察審査会メンバーのやり取りや会話劇も面白くなりそうですね。

 検察審査会のメンバー11人は非常に個性豊かな面々が集まっているので、それぞれのキャラクターは見ていて面白いと思います。ただ、重い題材の事件も取り扱うので、その個性豊かな部分を魅力的に見せるために、ライトな部分をどれくらいにするかという、さじ加減を探りながら演じています。

ー本作に携わることで検察審査会について意外だなと知った事実や、視聴者に知ってもらいたいなと思う発見はありましたか。

 僕も検察審査会というシステムは知りながらも具体的な内容は分からなかったので、本当に法律も知らないような一民間人が審査会に参加し、検察によって不起訴になった事案を改めて審査するのだと理解しました。検察審査員の11人がみんな、すごく優しい人たちだったら、そういう事案を前向きに調べていくことができると思いますが、決してやる気がある人たちを集めているわけではありません。今回の作品では、個性豊かな寄せ集めの11人というところがキーになっていると思います。

ー劇中では、越前剛太郎が2人の子育てに奮闘する部分も描かれますが、私生活でお父さんでもある玉木さんが感情移入した場面や、“子育てあるある”だなと感じられたことはありますか。

 シーンの中というよりも撮影現場で子役の子たちに親目線で感心してしまうことがたくさんあります。息子役の子は5歳なのですが、よくこんなに長い時間、集中力を保って仕事ができるなと感心します。親としての気持ちも分かるので、楽しい空間だと思って臨んでもらい、その気持ちをどうにか維持させて飽きさせないようにしないといけないと、親目線に立ってお芝居以外のメンタルサポートをしています。

ー私生活でお父さんになられて、現場での子役の方への関わり方や気持ちが変化した部分があるのですね。

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