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「光る君へ」第二回「めぐりあい」初登場した吉高由里子と柄本佑への期待【大河ドラマコラム】

エンタメOVO

 6年ぶりに再会した主人公・まひろ(=紫式部/吉高由里子)が、絵師の元で代筆の仕事をしていることを知った藤原道長(柄本佑)は別れ際、「会えるまで通う」と告げる。

 遠ざかるその背中に向かって、まひろが「好きな人がいるなら、いい歌を作ってあげるわ」と声をかけると、道長は振り返り、「歌はいらぬ」と答えて去っていく。

その後姿をじっと見つめるまひろ…。

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。1月14日に放送された第二回「めぐりあい」の一幕だ。

 「好きな人がいるなら、いい歌を作ってあげるわ」というまひろのとっさの言葉には、道長に好きな人がいるかどうか、確かめようとする思いもほのかににじむ。これに対して「歌はいらぬ」という道長の答えは、「好きな女性はいない」ということを意味するが、では「会えるまで通う」という言葉にはどんな思いが込められているのか…? 去っていく道長の背中を見送るまひろの表情は、その道長の真意に思いをはせているようにも見えた。

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 短い場面ながら、まひろと道長、2人の感情が繊細に交差する様子を、この回初登場した吉高と柄本が巧みに演じ切り、今後への期待が高まる見応えあるやりとりだった。

 まひろと道長の関係については、番組公式サイトの人物相関図を見ると、「特別な絆」と書かれている。また、番組公式サイトに掲載されているインタビューでは、吉高が「まひろと道長が歌を渡し合って思いを確認するシーンがある」とも語っている。身分の違いもあり、分かりやすい恋愛には発展しないように思えるが、前述のやり取りは、そんな微妙な2人の関係を予感させるものだった。それを吉高と柄本が、いかに演じていくのか。

 この回だけでも、くるくる表情が変わる吉高の持ち味は存分に発揮されていたように思う。例えば、代筆の仕事をする際、歌の出来栄えに満足した客の答えを聞き、幕の裏に隠れて1人、満足そうな笑みを浮かべる姿などはその最たるものだ。その一方で、母の死で確執が生じた父・為時(岸谷五朗)と口論する場面のキリっとした表情からは、朗らかさの内に秘められた芯の強さも感じる。本作の脚本家・大石静氏は、当サイト掲載のインタビューで、吉高の魅力を次のように語っている。

 「非常に明るく朗らかな方ですが、ふとした時に見せるもの悲しさや寂しさといった陰のある表情もとても魅力的です。そんなふうに陽と陰が同居しているところが、複雑な内面を持つ紫式部にぴったり」

 この回の吉高の演技は、この言葉を確かに裏付けていたように思う。

 一方、道長役の柄本について大石氏は、同じく当サイト掲載のインタビューで「柄本さんは、台本に書かれた以上にキャラクターを掘り下げ、きちんと計算して演じていらっしゃる」と語っている。この回でも、姉・詮子(吉田羊)との面会では名家の三男坊らしいのんびりとした姿を見せつつ、再会したまひろの前ではきりっとするなど、場面に応じて異なる道長の一面を的確に表現していた。

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