top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

芽キャベツは小さなキャベツではない?キャベツとの違いやおすすめレシピ

教えて!gooウォッチ

12月から春先に旬を迎える芽キャベツ。そのかわいらしい見た目から、スーパーや八百屋でつい目を奪われてしまうことも。そんな芽キャベツのことを、キャベツのつぼみや葉を間引いたものだと思っている人はいないだろうか。「教えて!goo」にも「小さいキャベツみたいな野菜は何ですか?」と、キャベツの仲間なのかと疑問に思うユーザーから質問が寄せられている。そこで今回は、栄養教諭である「はーたん」さんに、芽キャベツとキャベツの違いに加え、芽キャベツの栄養価やおすすめレシピを教えてもらった。

■芽キャベツは待っていても大きくならない?

芽キャベツとキャベツは同じアブラナ科の植物だとか。単に大きさが違うだけなのだろうか?

「芽キャベツはキャベツの小さな芽(若芽)と思われがちですが、異なる植物です。キャベツは株の中央の芽が結球(葉が重なり合って球状になること)してできますが、芽キャベツは茎と葉の付け根にできる"わき芽"が結球したものです。1つの株から50~90個収穫できる品種もあります」(はーたんさん)

芽キャベツとキャベツが全く異なる植物だったとは驚きだ。名前が似ているということは、味も似ているのだろうか。

「芽キャベツの方がアクが強く、苦味があります。生で食べるには固くて苦いため、下茹でをしてアクを抜いてから使います。炒め物や煮込み料理に使う場合は下茹でしなくても使えますが、苦味が苦手な方はアク抜きをしてから使うと食べやすいですよ」(はーたんさん)

アクの抜き方を聞いた。

「そと葉を1~2枚むき、底の芯の部分に十字に切り込みを入れます。塩をひとつまみ入れたお湯で茹でましょう。煮込み料理用なら1~2分、そのまま食べるなら10分程度であく抜きできます」(はーたんさん)

キャベツはアク抜きをしなくても生で食べることができる。名前と形は似ていても、食べ方にはかなり違いがあるようだ。

■芽キャベツの栄養価と向いている調理法

風味に少しクセがある芽キャベツだが、栄養面はどうだろうか。

「芽キャベツの方がキャベツよりも栄養価が高いです。特に食物繊維、カリウムは約3倍、ビタミンCと葉酸は約4倍、ビタミンB2は約7倍、β-カロテンは約14倍と豊富に含まれています」(はーたんさん)

小さい見た目の中に栄養がギュッと詰まっているようだ。食べやすい大きさで栄養価が高いのであれば、日々の献立に役立てたいところだ。どんな調理法に向いているのだろうか。

「スープや煮込み料理、炒め物などに使うとよいでしょう。サラダに使う場合は下茹でしアクを抜きます。洋風な味付けに向いていますよ」(はーたんさん)

芽キャベツは火を通すレシピに向いている。これからの時期はシチューなどに入れるのもよさそうだ。

■芽キャベツのレシピ

普段は芽キャベツをあまり使わないという人もいるかもしれない。はーたんさんおすすめの「芽キャベツとベーコンのガーリックソテー」を教えてもらった。

「材料は芽キャベツ(100g)、ベーコン(40g)、にんにく(1片・チューブ可)、輪切り唐辛子(少々)、オリーブオイル(大さじ1)、酒(大さじ1.5)、塩(少々)、黒コショウ(少々)、粉チーズ(お好みで)です」(はーたんさん)

作り方はフライパンひとつで手軽にできる。

「芽キャベツは半分に切り、にんにくは粗みじん切り、ベーコンは5mm幅に切ります。フライパンにオリーブオイル、にんにく、輪切り唐辛子を入れ弱火で温め、ベーコンを加えて炒めましょう。香りが立ってきたら芽キャベツを加えさらに炒めます。芽キャベツが油に馴染んだら断面を下になるように並べ酒を回し入れ、蓋をし3分蒸し焼きにします。火が通ったら塩、黒コショウをかけ味を整えてください。粉チーズをお好みでかければ完成です」(はーたんさん)

ころんとした見た目がかわいい芽キャベツ料理は、これからのパーティーシーズンにも彩りを添えてくれそうだ。

今回の取材で、芽キャベツはキャベツとは全く異なる食材ということがわかった。見た目のかわいらしさに加え、高い栄養価をもつのもうれしい。今年の冬は、食卓に芽キャベツのレシピを取り入れてみてはいかがだろうか。


●専門家プロフィール:はーたん
栄養教諭、管理栄養士、調理師。子供たちが心身ともに健康的に過ごすためのサポートを目指し、栄養諭として小学校で食育や給食管理を行う。SNSでは栄養教諭として働く人や目指している人をサポートするために、Instagramにて給食管理や食育指導を中心に情報を発信中。
画像提供:AdobeStock

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

 
   

ランキング

ジャンル