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「廃墟ホテル」にサル、空き家にハクビシンやアライグマ 野生動物が住み着き感染症が怖い

J-CASTニュース

近年、全国で問題化している「空き家の廃墟化問題」。最近は住宅に加え、「廃墟ホテル」に野生動物が住み着いて住民が困惑している例がテレビで報じられた。

「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は2023年12月6日、群馬県みなかみ町にある、バブル期に建てられた廃墟化した複数のホテルを特集。そのうちの1つの建物の中にはサルが群れで住み着いてしまい、近隣住民に恐れられている様子が報じられた。

「糞害」で住民は迷惑

空き家を動物が乗っ取る例は、観光地に留まらない。6月7日には「news every.」(日本テレビ系)が、東京都世田谷区で発生している空き家群の問題を特集。それらには外来種のハクビシンが住み着いており、糞などの被害が周辺の住宅に及んでいるという。

ハクビシンは、感染症を媒介する。東京都環境局のウェブサイトに「アライグマ・ハクビシンが媒介する主な感染症」という説明資料がある。これら動物の糞に触れることで「サルモネラ感染症」「カンピロバクター感染症」に始まり、「アライグマ回虫幼虫移行症」「重症急性呼吸器症候群(SARS)」などへの感染の可能性が指摘されている。

なおサルの場合も、多くの感染症がヒトにうつる可能性を、国立感染症研究所がウェブサイトで指摘している。代表的なものとして、赤痢や麻疹が挙げられていた。海外では、エボラ出血熱のような感染症もある。

最終的には「行政代執行」で取り壊す

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残されたままの空き家群。このままだと、ハクビシンなどが増え続けて感染症を媒介しないか、心配だ。J-CASTニュースBizは、世田谷区に話を聞いた。空き家問題を扱う担当者によると、空き家は、そもそも所有者自身が対応しなければならないのが原則との説明だ。

その上で、各自治体で住居などが放置された場合、一般的にはまず「空家等対策特別措置法」における「特定空家」に指定。所有者に対して、取り壊しについての「助言・指導」が行われるという。その後、「勧告」、そして、「命令」と続き、それでも所有者が動かない場合は最終的に「行政代執行」で取り壊し、料金の全額を請求する手続きが踏まれると説明した。

(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)

 
   

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