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兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第148回[2023年11月中盤・堂珍、サンボ、銀杏などの5本を観ました]編

DI:GA ONLINE

 音楽などのライター兵庫慎司が、生で観たすべてのライブについて何か書く連載の148回目、2023年11月に観た16本のうちの6本目から10本目までのレポが、今回です。からあげ弁当のレベルアップっぷりに驚いたり、POLYSICS&四星球のお客さんに感心したり、サンボマスターの記念碑的ワンマンにしみじみしたりしております。

11月16日(木)18:30 からあげ弁当 @ 新代田FEVER

 ライブ企画制作会社808が立ち上げ、イープラスのウェブメディアであるSPICEがサポートする、新人バンドをプッシュする(という趣旨なんだと思う)ライブイベントの一回目。タイトルは『MUSIC DIVE #1 supprted by SPICE』で、Laughinng Hick、パーカーズ、ガラクタ、からあげ弁当が出演。からあげ弁当目当てで行きました。と書くと、腹が減っていたので行ったようにしか見えない。つくづく迷惑なバンド名だと思う。
 なお、からあげ弁当、今年の7月4日に新宿ロフトで初めて観たバンドです。その時のこの連載は、こちら。
兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第138回[2023年7月前半・FIVE NEW OLD、女王蜂、TESTSETなど5本を観ました]編
 で。その時はだいぶ粗い演奏と歌だったが、4ヵ月ぶりに観たら、別のバンドかと思うほどよくなっていて、驚いた。前回がたまたまよくない日だったのか、それともこの4ヵ月で急激に成長したのか。あるいは、ファーストフルアルバム『I am hungry』を完成させた(その後12/6にリリースになった)経験が活きたのか。
 その全部が理由なのかも、と思うが、3人ひとりひとりの佇まいやアクションや表情、音の勢い、歌詞がクリアに耳に飛び込む焼きそば(vo&gの名前。これも、ちょっとどうかと思う)の歌いっぷり、などなど、ちょっとびっくりなレベルだった。
 あっという間に人気出そう、これなら……いや、もう出始めているのかも。4バンド中のトップとは思えないほど、フロアが反応していたし。
 11月30日発売のROCKI’N ON JAPAN1月号の『NEW COMER』というコーナーで、からあげ弁当、取り上げられています。私が書いています。ぜひ。

11月17日(金)19:00 POLYSICS、四星球 @ 下北沢CLUB Que

 CLUB Queの企画でこの2バンドが対バン。そういえば大阪の野外フェス『OTODAMA〜音泉魂〜』で、2デイズの1日目のトリがPOLYSICS、2日目のトリが四星球、というのを観たことがあるな。今、調べたら、2017年9月2・3日でした。
 四星球は、U太が桜井、モリスが高見沢、まさやんが坂崎(なのでこの人だけほぼ素のまま)に扮して「星空のディスタンス」でスタートしたり、康雄が扮するおなじみのキャラクター「ちょんまげマン」が後半では「ちょんまげTOISUマン」にバージョンアップしたり、いつもながらの破天荒&ネタ山盛りなステージで、この日も大笑いさせられたが、それとは別に驚いたこと。
 康雄が生まれたての馬になって、初めて立ち上がるさまをオーディエンスみんなで応援する「UMA WITH A MISSION」という曲(2023年2月23日リリースの、今のところこのバンドの最新曲)があるのだが、この曲をやった時。康雄が生まれたての馬になってステージに這いつくばった瞬間に、満員のオーディエンスが全員サッとしゃがんだのだ。立ったままだと、後ろの人からは康雄馬が見えないから。へえ、最近の四星球のライブでは恒例なのかな、と思って終演後にU太にきいたら「いや、今日が初めてでした、あんなこと」と、彼も驚いていた。いいお客さんだなあ。
 そしてPOLYSICSは、緩急ありドラマありストーリーあり展開ありの、「ワンマンじゃんこれ」と言いたくなるほどがっちり練り上げられた、豪快さと精密さを兼ね備えたステージ。曲が始まる度に「おっおなじみの!」とか「あ、この曲久々!」とか言いたくなる、楽しい時間だった。
 あと、四星球の言動のあれこれをきっちり回収していくMCもさすが。ダテに長くやっていないし、ダテにいろんな状況でいろんなバンドと対バンしてきていない。POLYSICSのパフォーマーとしてのタフさ、を改めて実感した。

11月18日(土)17:30 堂珍嘉邦 @ 日本橋三井ホール

 恒例の年イチ行事(って言っていいですよね)、日本橋三井ホール2デイズの1日目。このDI:GA ONLINEにレポを書きました。大充実のライブだったので、未読の方、ぜひ。
堂珍嘉邦、新曲も披露した日本橋三井ホールワンマンライブ、初日をレポート

11月19日(日)17:00 サンボマスター @ 横浜アリーナ/U-NEXT

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 『サンボマスターデビュー20周年全員優勝計画』の、第1弾から第5弾まである中の第4弾にしてヤマ場である、横浜アリーナワンマン(なお第5弾は2024年の全国ツアー)。U-NEXTで生中継もあり。
 SPICEにみっちりライブレポを書きましたので、ぜひ!
サンボマスターが11,581人のオーディエンスと作り上げた、全24曲3時間15分に及んだ『全員優勝フェスティバル』を振り返る

11月21日(火)19:00 銀杏BOYZ ゲスト:川辺素(ミツメ) @ 横浜F.A.D.

 峯田和伸がひとりで弾き語りで行っている全都道府県ツアー『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール』の20本目で、年内はこの日が最後。この日はミツメの川辺素がゲストで、峯田の前に弾き語りで8曲歌った。ラストの2曲はギターをループさせて重ねつつ演奏。という手法を、弾き語りで用いる人は、今やめずらしくないが、そういう技術からもっとも遠い男=峯田は、MCで「すごいなあ」などと感心しておられた。
 その峯田は……そうか、年明けからのツアーもあるから、セトリには触らない方がいいか。でも、15〜16曲ぐらい(「ぐらい」というのは、2曲をメドレーっぽくやったやつもあったので)で、峯田が弾き語りやるなら聴きたいと思う曲は、だいたい全部やってくれた、という印象。ギュウギュウのフロアから、何度も大シンガロングが起きる、とてもいい時間だった。大昔のやつもわりと最近のやつも含めて、つくづくいいメロディといい歌詞だらけだなあ、この人の曲。と、今さらだけど、改めて実感した。
 だからもっとどんどん新しい曲を書いてほしい、早くアルバムを作ってほしい、とまでは望みません。映画『いちごの唄』の主題歌として「いちごの唄」を書いた時みたいに(2019年)、機会があったからポロッと1曲出す、みたいな感じでいいので、時々、新しい歌も聴ければいいな、と、願います。

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