top_line

無料ゲームで脳トレしよう
今すぐ遊んでみるならコチラ

“ビッグマック指数”は日本の「失敗の象徴」! 日本のビッグマックが他国に比べて安いワケ

週プレNEWS


ビッグマックはマクドナルドが1968年より発売している、マクドナルドのシンボル的なハンバーガー。ちなみに当初の値段は45セント
イギリスの経済専門誌『エコノミスト』のビッグマック指数によれば、世界の中でも日本はビッグマックがかなり安いらしい。つまりどういうこと? 安いとなんなの?って思ったので週プレが独自調査を敢行! 世界各地に住む方々に、マックの時給とビッグマックの値段を聞いて円建てにしたら、日本は物価も賃金もかなり悲惨でした!!

■ビッグマック指数を知っていますか?

ビッグマック指数とはイギリスの経済専門誌『エコノミスト』が毎年発表している経済指標。マクドナルドが世界100ヵ国以上でほぼ同品質で販売するビッグマックの値段は、その国の原材料費や光熱費、店舗の家賃、従業員の賃金など、さまざまな要素を反映するため、各国のビッグマック1個の値段を米ドル建てで比較することで為替レートのゆがみや、その国の購買力(≒豊かさ)がわかるといわれている。

具体的には、日本のビッグマックの値段は1個450円(都心店、準都心店を除く通常店の価格)だが、今年8月に発表された最新のデータによれば、日本のビッグマックの価格は対アメリカ比マイナス43.2%で、調査対象54の国と地域(ユーロ圏は1国として計算)中44位。つまり、日本は今や世界有数の”ビッグマック激安国”なのだ。

日本のビッグマックが他国に比べて安いのは、日本の購買力が低下している≒貧しくなっているからなのか、それとも作るための人件費や国内で調達できる原材料費が安すぎるからなのか……。いずれにせよ日本経済の現状を他国と比較して考えるときに「ビッグマックの値段」や「マクドナルドのバイトの時給」は身近で具体的な例としておもしろそうだ。

そこで、週プレでは東京(日本)、北京(中国)、バンコク(タイ)、サンパウロ(ブラジル)、ロサンゼルス(アメリカ)、ジュネーブ(スイス)の世界6都市を対象に、ビッグマックの値段とそこでのマクドナルドのバイトの時給、さらには「1時間のバイト代で買えるビッグマックの個数」を独自に調査した!

■最寄りのマクドナルドのビッグマックの価格と時給は?(2023年11月26日現在)

広告の後にも続きます

・東京(日本) 
ビッグマックの価格……470円 
その店舗の時給……1150円以上 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》2.45個

2023年7月に、店舗運営コストの上昇を背景に、賃料、人件費等の負担が特に大きい店舗において、都心型価格を新たに適用し始めた。通常店ではビッグマックが450円なのに対し、準都心店では470円、都心店では500円で販売されている。2013年に869円だった東京の最低賃金は2018年に985円に上がり、現在は1113円になっている

・北京(中国) 
ビッグマックの価格……525.64円(25元) 
その店舗の時給……約370円(約17元) 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》0.70個

中国にはアルバイトの最低賃金の決まりがなく、面接の際に上司と給料の交渉をする。今年7月、北京では全日制労働者(正社員)の最低賃金(月収)が2320元(約4万8000円)から2420元(約5万500円)へと変更された。日本と比べると光熱費や通信費、交通費は安いが家賃が高いため、単身だと最低賃金ではとうてい生活できないという

・バンコク(タイ) 
ビッグマックの価格……615.75円(145バーツ) 
その店舗の時給……191.09円(45バーツ) 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》0.31個

物価は10%ほど高騰しているが、賃金はそれ以上に上昇している。各県に最低賃金があるがタイ人は最低賃金では働かないため、人件費を削減したい工場などではミャンマー人やカンボジア人が働いている。マクドナルドで働くには高卒以上である必要があるため外国人はおらず時給は比較的高いとか。ビッグマック1個の値段は、普段のランチ代2回分くらい

・サンパウロ(ブラジル) 
ビッグマックの価格……696.25円(22.9レアル) 
その店舗の時給……約180円(約6レアル) 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》0.25個

サンパウロ州の正社員の最低月給は1320レアル(約4万1000円)。アルバイトの最低月給はおよそ1080レアル(約3万3500円)。最低賃金を守らない雇用主も多く、市民は最低賃金や雇用主に納得していないが、それよりも仕事に就けることが幸運なため我慢し就労している。パンデミック以降、物価は平均30%ほど高騰し、ガソリンは40%ほど上昇した

・ロサンゼルス(アメリカ) 
ビッグマックの価格……848.17円(5.69ドル) 
その店舗の時給……2501.28円(16.78ドル) 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》2.95個

アメリカは州ごとに最低賃金が異なる。2024年4月1日以降、ファストフード店の最低賃金を20ドル(約3000円)に引き上げる法案にカリフォルニア州知事が署名し話題に。10ドル以下の食事は安いほう。物価や賃金の引き上げに伴い、雇用主に労働時間を削減され収入が減る人も多く、生活困窮者が増えてきている。チップがあるので、最低賃金でもなんとか働けている

・ジュネ―ブ(スイス) 
ビッグマックの価格……1320.53円(7.80スイスフラン) 
その店舗の時給……3555.28円(21スイスフラン) 
《1時間の労働で買えるビッグマックの数》2.69個

州ごとに最低賃金の有無が異なるスイスでは、2014年に最低賃金22フランを全国的に導入する法案が立案されたが、反対派が「連邦政府が最低賃金を設ければ企業が経費節減のために人手を減らそうとして失業が増える」と主張し、国民投票で76.3%が反対し否決された。ランチは19フラン(約3200円)以下だとその地域では安いほうだという

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル