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リアルに通いたい港区鮨の新店3選!大人の日常使いにちょうどいい店

東京カレンダー

予約困難な高級店がひしめく、“鮨バブル”のメッカといえば港区。

そんなイメージが先行するが、中にはまだ予約しやすく、価格設定のこなれた新店も誕生している。

今回は、そんな大人の日常使いにちょうどいい3軒をご紹介!


1.他店とは一線を画した店主の強すぎる“魚愛”を嗜む
『鮨 にし岡』@高輪


2023/6/10 OPEN



鮨ツウを唸らせる、新進気鋭の鮨店が高輪で密かに再始動


魚への一途な想いが高じて一念発起。20代で鮨の世界へと飛び込んだ店主が握る渾身の握りは、独自の手法や目利きが随所に光る。

長閑な住宅街から港区へと居を移した第二章から目が離せない。



「子どもの頃から釣りが好きで、魚を扱う仕事に就きたかった」

そう語る『鮨 にし岡』の店主・西岡洋介さんは、建築業から和食、そして鮨職人へと転身した異色の経歴の持ち主。“好きこそものの上手なれ”を体現するように、鮨店での修業は長くないが日々研鑽に励み、弱冠25歳で独立。

経堂の隠れ家的立地ながらすぐに鮨好きたちの評判を集め、今年6月には高輪へと移転し、さらなる高みを目指している。


駅前の喧騒を忘れさせるマンションの一室で、ユニークな鮨に心奪われる


ほぼ独学だからこその自由な発想、魚体の個性を見極めた緻密なアプローチから生み出される握りは、どれも説得力のある美味しさだ。



例えばまぐろの熟成。

表面が酸化しないよう真空にして水分を取り、乾燥させて寝かせる手法はまさにオリジナル。



真空状態で熟成する「大トロ」。

この日は、青森・大間で揚がった146kgの本まぐろ。最高級部位“腹上一番”を仕入れ、霜降りの「大トロ」は3~5日ほど寝かせて握る。



その他、鮨店では滅多にお目に掛かれないシブダイなども「脂のりが気に入って」と積極的に仕入れる。



塩当て&火入れする「本ミル貝」。

「本ミル貝」は愛知県産。塩を当てたあと、さっと茹でて甘みを引き出す。

すべてコース(25,300円)より。


和食出身の技が光るつまみの質にも驚く!


「胃に優しく温かいものを」との配慮から「松茸のお粥」を提供することも。

粥といっても、米を炊いているのではなく、酢飯にまぐろだしをかけ、スライスした松茸をあしらっている。



柔和な表情の奥に魚へのあふれる情熱を宿した、若き店主による握りを堪能したい。


【Taisho’s Profile】


現在28歳の西岡さん。「魚に触れている時が一番幸せ」という、自他ともに認める“魚オタク”だ。

魚は豊洲だけでなく全国から直接仕入れるものも多く、休日には漁港巡りも欠かさない。


■店舗概要
店名:鮨 にし岡
住所:港区高輪2-14-17 グレイス高輪 B102
TEL:050-3091-0909
営業時間:18:30~ ※一斉スタート
定休日:不定休
席数:カウンター6席


2.港区に現れたもうひとつの“利﨑”で、本店譲りのコースをコスパよく!
『鮨利﨑 西麻布』@西麻布


2023/5/1 OPEN



予約が取れない奥渋の名店による新拠点だから見逃せない


3年前にオープンした青山店からほど近い場所に、港区での“2号店”として誕生した『鮨利﨑 西麻布』。

本店で二番手を務めた大将が腕を振るう店内では、“食べて飲んで約2万円”というコスパに満たされる。


ムードあふれる空間と価格を凌駕するクオリティに、ふたりの酔いも深まる


本店と仕入れは同じながら、メニューや構成は大将の裁量如何。それゆえ、グループ各店に個性が生まれている「鮨利﨑」。

西麻布店のカウンターに立つ塩谷直貴さんもまた、京都の老舗料亭『菊乃井 本店』での修業経験を生かし、旬の食材を用いたつまみで移ろう季節を表現。

1万5,000円とコスパ抜群のコースでは、8品のつまみを握り11〜12貫の間に織り交ぜて緩急をつけている。

鮨は江戸前を基本に、お酢と米、煮切りは本店と同じ配合。タネに応じた丁寧な仕事が光る。



肝醤油の香ばしさと、身から出た脂の甘みが食欲をそそる「秋刀魚の肝醤油焼き」。



クラシックな仕事が光る「春小鯛の黄身酢おぼろ」。



「小肌」は複数の酢や塩を配合した酢飯との相性が抜群。



皮目に直接備長炭を当て、炭の香りを纏わせた「黒むつ」。



皮目を香ばしく炙る!



まぐろの仕入れは老舗仲卸『樋長』から。この日の「大トロ」は青森・大間産。



カウンター越しに大将と向き合う時間は、緊張を強いられることもあるが、どこかおっとりした塩谷さんにはそういった空気が一切なく、女性の常連客も多い。


老舗ワインバー仕込みのワインの目利きにも唸る!


“利﨑”の前には西麻布『ツバキ』でワインを学んだ塩谷さん。

「ボーヌ・ブラン モンターニュ」、「シャサーニュ・モンラッシェ」などセレクトも秀逸。グラスは常時3種 1,000円~。



青山店で予約が取れなければ徒歩圏内の同店へ、という流れも確立し、ハイエンドな本店やよりカジュアルな恵比寿店を含めた各店を、臨機応変に使い分けることも可能。

店とゲストにとって、嬉しい好循環なのだ。


【Taisho’s Profile】


奥渋の本店『鮨利﨑』で3年間、親方の毛利太祐さんを支え、31歳で西麻布店を任された塩谷さん。

『菊乃井 本店』で和食、『ツバキ』でフランス料理と多彩なジャンルも経験した。


■店舗概要
店名:鮨利﨑 西麻布
住所:港区西麻布2-10-7 西麻布来山ビル 1F
TEL:03-6674-2437
営業時間:[一部]18:00~
     [二部]20:30~
定休日:不定休
席数:カウンター10席、個室1(4席)


3.“銀座の御三家”の技を受け継ぐ、クラシックな江戸前鮨の心地良さ
『材木町 鮨 奈可久』@東麻布


2023/2/23 OPEN



笑顔が絶えない気さくな空間で、正統派の粋を知る


いまはなき銀座の名店の系譜を継ぐ江戸前鮨の正統派が、14年暖簾を守った西麻布から移転。

昔ながらの仕事を施した握りはいぶし銀の味わいで、新天地でも確かな存在感を放つ。



江戸前鮨における「銀座の御三家」のひとつとして、往年の鮨ツウたちに愛された『奈可田』。そんな名門の流れを汲む一軒が、東麻布で今年2月に再始動した『材木町 鮨 奈可久』だ。

「“奈可田”出身の師匠から受け継いだ仕事を、次世代へとつないでいきたい」とは、店主の木戸隆文さん。



その言葉どおり、甘辛く煮たタコや、煮切りに漬けて寝かしたまぐろなど、伝統的な仕事が評判だ。



ねっとりと絡む「赤身」。

漬けにした「赤身」は、ひと晩寝かすことでねっとりした食感が生まれ旨みが熟す。



中でも昨今珍しいのは「車海老」の黄身酢おぼろ。全卵で作る酢おぼろに漬けることで旨みが凝縮され、茹でたままよりも酢飯にフィットする。

いずれも派手さはないが、間違いのない熟練の味わい。


伝統の技が凝縮されたばらちらしを手土産に!


テイクアウトの「ばらちらし」4,320円。

小肌や穴子、芝海老のおぼろにたまご焼きと、昔ながらの仕事をしたタネが入る。米酢100%の酢飯は味に丸みがあり、ベストマッチ。



一方で、軽快なトークとサービス精神が持ち味の木戸さんは、「つまみ多め」「酢飯は小さめに」などゲスト一人ひとりの嗜好に即した気遣いも欠かさない。

心地良く時代を遡るようなひとときが、江戸前鮨の真髄を改めて教えてくれる。


【Taisho’s Profile】


51歳の木戸さんは、大阪の老舗料亭『花外楼』で和食の経験を積んだあと、鮨職人を志し23歳で上京。

鈴木隆久さん率いる六本木の名店『奈可久』で13年半修業した。36歳で独立。


■店舗概要
店名:材木町 鮨 奈可久
住所:港区東麻布1-17-15 ザ・パーク麻布レジデンス 2F
TEL:03-6277-6585
営業時間:18:00~23:00
定休日:月曜
席数:カウンター7席、個室1(4席)


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