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遅延と音質はどう?SIE新作「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」で『Demon’s Soul』をプレイして機能面もチェック【試用インプレッション】

Game*Spark

筆者はゲームをプレイするときはイヤホン派です。友人と通話しながらゲームをプレイしていたら、それこそ数時間はあっという間に過ぎるものです。しかし、ずっとヘッドセットをつけていては重さが気になるし、長時間使用していたら側圧で耳が痛くなったり、頭のてっぺんの髪が潰れて変な感じになったりと不満もあってイヤホンを使用しています。

イヤホンに変えてからは、これまで感じていた不満は解消され快適なゲームライフを迎えられる……はずもなく、また新たな不満が込み上げてきました。人間って贅沢な生き物ですよね。主などうしても許せない不満は以下の3点です。

ケーブルが短くデスクに縛られる感覚
ヘッドホンのようなハンガーはないので、デスクの上に転がりっぱなしになって邪魔
席を立つときにいちいちイヤホンを取ったり外したりするのが面倒

イヤホンは基本的にケーブルが短めなものが多いものです。そのため、ちょっと動きたいときや離れた位置のものを取りたいときなど、ケーブルがピンっと伸びてしまい、非常に煩わしいことになりがち。ゲーミングイヤホンとして販売されている製品であれば長めのケーブルの製品もあるのですが、それはそれで長いケーブルが邪魔に感じたりもします。

また、イヤホンはヘッドホンのようにデスクに備え付けられる「ヘッドホンハンガー」とは別のものを用意しないといけません。「イヤホンをデスクにかっこよくまとめられる製品」も見当たらないため、机にそのままイヤホンを転がしっぱなしになりがちです。作業をしているときにマウスでうっかり巻き込んだり、視覚的にデスクが美しく見えないことなどにより、ちょっとずつストレスになります。

「席を立つときに耳からイヤホンを外して、戻ったらまた耳にあわせて取り付ける」という一連の流れも、個人的にはめちゃくちゃダルく感じてます。あまりにもその行動がダルいのでトイレに行くのすらも面倒に感じてしまうほどです。

有線イヤホンユーザーに“乗り換えの時”が来たかも
そんな悩みを持つ方々の中でも、特にPSコンソールユーザーに向けて登場した新製品が、この「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」。ワイヤレスなのに遅延もほぼなくゲームや通話が楽しめるという、ゲーマーが待ち望んだ機能が詰まったイヤホンです。ワイヤレスであるため、ストレスフリーなゲームライフを送ることができます。また、本製品はPS5だけでなくPC/Macでも使用可能。USBタイプのレシーバーが付属していて手軽に即接続可能です。

ここからは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売前に届けられた「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」の試用レポートをお届けします。まずは製品の外観と付属品を見てみましょう。

PULSE Explore ワイヤレスイヤホン 本体
充電ケース
USBアダプター(PlayStation Link対応)
イヤーパッド(3サイズ)
USB タイプA to Cケーブル

このように内容物はシンプルなもの。外箱もプラ製のものは一切使用しておらず、紙で作られた化粧箱に入っています。次は各製品の外観と特徴を見ていきます。

PULSE Explore ワイヤレスイヤホン 本体
PULSE Explore ワイヤレスイヤホン本体は、PS5に合わせたホワイトをメインにしたカラーリングにシンプルなデザイン。耳に装着した状態で簡単に操作することができる位置に、ボリューム調整ボタンとペアリングボタンが左右どちらにも搭載されているので、切断されても簡単に再接続可能です。

本体のバッテリー駆動時間は5時間ほど。ケースでの充電を使用すれば、最大10時間まで使用できます。このバッテリー駆動時間が充分と感じるか短いと感じるかは、人によって判断は分かれる点だと思います。

USBアダプター(PlayStation Link対応)
付属のUSBアダプターをPS5に接続すれば、何か設定する手間なくすぐに使用できます。こちらのレシーバーはPCやMacにも接続可能です。こちらはPlayStation Linkに対応しているので、遅延の少ないロスレスオーディオでゲームを楽しめます。

充電ケース
充電ケースは、一般的なBluetoothイヤホンよりも大きめのサイズです。持ち歩くのに不便なほど大きいわけではないですが、ポケットに入れたら膨らみを隠すことはできないでしょう。そのため、どちらかと言えば自宅での使用が想定されている製品に感じます。

イヤホンなのに超パワフル!ゲームがこだわっている迫力なサウンドをそのまま再生してくれる
ワイヤレスということで、最も気になるのは音質や遅延ですよね?実際にゲームをプレイして確かめてみましょう。今回はPS5で『Demon's Souls』をプレイ!いわゆる死にゲーと呼ばれるジャンルを生み出したオリジナルのリメイク作。最大のウリは高難易度なアクションですが、それに負けないくらい音響にこだわった作品ともいえます。

本作はボス戦以外では、ほとんどBGMはありません。そのかわりに城壁をかすめる風の音や遠方にいる敵のうめき声など、「かすかに聞こえる音」がふんだんに使われています。今回の試用では、そんな本作の音を驚くほど鮮明に聴くことができました。今まで気づかなかった細かい音まで聞き分けられるほどクリアです。

実は筆者はPS5で遊ぶときは、同じくソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されている「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」を愛用していました。「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」の音質は、「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」と同じく少し乾いた感じのサウンドで、音にメリハリを感じることができるもの。PS5でのゲームプレイと好相性なサウンドになるよう、こだわってチューニングされているように思えます。

そしてイヤホンになったからといって、音に迫力がなくなったわけではありません。本製品のドライバーには、サウンドエンジニア向けハイエンドヘッドホンなどに搭載されている「カスタム設計のプレーナーマグネティックドライバー」が内蔵されています。これによりヘッドホンに負けないパワフルなサウンドを実現しているというわけです。

接続に関しても大満足で、ワイヤレスにも関わらず遅延を全く感じることがありませんでした。本製品は低遅延のロスレスオーディオに対応しているため、使用しているイヤホンがワイヤレスであることを意識させないほど。音の定位感もよく、ゲーム内の敵の足音がどこから鳴っているか、すぐにわかりました。

あったら嬉しい、知ってしまったら抜け出せない超便利機能を紹介
本製品は前述した通り、PS5だけではなくPCやMacにも接続できます。また充電ケースに収納している状態でペアリングを行うと、普通のBluetoothイヤホンのようにスマホにも接続可能。こういった製品ではメーカーのアプリケーションを入れないと正常に動作しないものが多いのですが、本製品はそういったアプリケーションを必要とせず、一切設定不要でUSBレシーバーを接続するだけですぐに使用できます。

そして「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」本体は、2台の機器までペアリングできます。例えば「USBレシーバーを接続したPS5でゲームの音を聞きながら、スマホで誰かと通話する」なんてこともできますし、PCでゲームをしながらタブレットで動画を観たり、マルチタスクな現代人の生活にとてもマッチしている機能です。

有線イヤホンから乗り換える価値はあるが、万人に刺さるかは悩ましい
発表時点では正直ここまで優れた性能とまで想像しておらず、いざ試用してみると便利な機能や遅延の低さなどに魅了されてしまいました。ただし、音質は音楽のリスニングにも満足できるクオリティであるものの、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比較したら少々劣る面もあります。しかし、本製品の魅力は“刺さる人にはぶっ刺さる機能面”にあると思います。筆者と同じように有線イヤホンの取り回しにもどかしさを感じている方は、検討してみては。「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」は、29,980円(税込)で12月6日(水)に発売予定です。


 
   

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