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イクイノックスの種牡馬としての可能性を血統評論家が徹底分析! 良血牝馬との組み合わせも期待大

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イクイノックスの種牡馬としての可能性を血統評論家が徹底分析! 良血牝馬との組み合わせも期待大(C)netkeiba.com

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「イクイノックスの種牡馬としての可能性は?」

 初年度の種付け料はまだ発表されていませんが、1800万円とも2000万円とも噂されています。いずれにしろディープインパクトが持つ初年度種牡馬の種付け料記録(1200万円)を抜くのは間違いないところでしょう。

 母の父キングヘイローは、近い世代に「ヘイロー、ドローン、サーアイヴァー」という、血統構成がよく似た3つの名血を抱えるという恐るべき配合です。ここから生じる活力が、ブルードメアサイアーとしての稀有な才能(ほかにピクシーナイト、ディープボンド、キングズソード、アサマノイタズラ、ドゥーラ、ウォーターナビレラなど多数の重賞勝ち馬を出す)の源泉だと思われます。

 イクイノックスの2代父ブラックタイド(ディープインパクトの全兄)も、近い世代に「ヘイロー、サーアイヴァー」を持ちます。

 つまり、イクイノックスの2代目に配置されたブラックタイドとキングヘイローは、血統構成の中核部分がよく似ており、この組み合わせがもたらす活力がイクイノックスの偉大な競走能力のベースとなっていると思われます。

 ヘイローは瞬発力の王者サンデーサイレンスの父、サーアイヴァーは抜群の切れ味を誇った芝血統、ドローンはダンシングブレーヴの母の父として有名で、同馬の桁違いの瞬発力はドローンの影響が大きかったと思われます。単に血統構成が似ているだけでなく、瞬発力を武器とした血であることが素晴らしく、ディープインパクトをはじめこれらを組み合わせたことにより誕生した馬たちは、最高度に洗練された芝血統としてわが国の競馬で存在感を示しています。

「ブラックタイド+キングヘイロー」からイクイノックスが誕生しましたが、ブラックタイドの全弟ディープインパクトのラインもキングヘイローと好相性を示しており、ディープボンド、ウォーターナビレラ、スマートクラージュなど多くの活躍馬が出ています。2歳の注目馬ガルサブランカもこのパターンです。

 イクイノックス産駒の配合を考えると、父の配合的核心部分であるサンデーサイレンス、ダンシングブレーヴなどのインブリードは上手くいくはずです。イクイノックスが父となった場合、サンデーサイレンスもダンシングブレーヴも4代前に後退するため、母方にこれらの血を持ってきてもまったく問題ありません。また、ミスタープロスペクターやロベルトを持たないので、わが国の主流血統、キングカメハメハやシンボリクリスエスといった血も歓迎でしょう。

 ディープインパクト牝馬に交配した場合、ブラックタイドとディープインパクトの全兄弟クロスが3×2で生じてしまいます。さすがにキツすぎるので避けたほうがいいでしょう。

 ディープインパクト牝馬を除き、交配しづらい血がほとんど存在しないので、幅広く良血の繁殖牝馬に交配することができます。馬体のサイズ、気性、脚もとに問題が起きそうにない、ということは大きな強調材料です。

 イクイノックスとアーモンドアイの組み合わせは、配合構成が素晴らしいのでぜひ見てみたいところです。母の父ロードカナロアはキングカメハメハ産駒。そしてサンデーサイレンス4×3。母のヌレイエフクロスを継続し、全体から受ける印象は重すぎず軽すぎず。好感が持てる配合です。



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